貯金3000万円超えたら運用の力を利用してリタイアを目指そう!最先端の米国エンダウメント流投資手法を紹介。

1000万円から5000万円の資産運用

【資産運用ブログ】貯金3000万円を安全に1億円に増やす方法とは?リタイアに向けて目指すべき利回りとおすすめのポートフォリオを紹介!

2022年3月2日

アッパーマスの基準として考えられている資産3000万円という水準。

しかし、今後子供の養育費が嵩み老後資金を蓄えられるか非常に不安に思い始める年代の方が多いのではないでしょうか?

子供への養育費や老後資産の形成のために真剣に資産運用に取り掛かろうと考えている方も多いかと思います。

 

巷では年率10%で運用すれば複利効果で大きな資産を構築できるといいう話をよくきくと思います。

しかし、結局のところ何に投資をすればよいのか分からないという方が大半かと思います。

関連:10〜20年で1億円を貯める方法を解説(年利4、7、10%の投資先)

 

正直苦労して蓄えた3000万円なので出来うる限り下落リスクは抑えながらも年率10%程度の運用をめざしたいですよね?

実際、筆者も資産運用で1億円近い資産を形成していますが最も重要視していることは安定したリターンの積み上げです。

 

今回はそんな貴方に向けて1974年以降の年間で平均11%のリターンを残しているエンダウメントであるハーバード大学の投資ポートフォリオを参考に、

長期的に着実に安全に資産を増やすポートフォリオを提案したいと思います。

 

 

貯金3000万円超えたら?利回り11%で運用できたら13年後に資産1億円を達成可能

3000万円を11%で運用することができれば十分、億の資産を保有することに現実味がでてきます。

3000万円を11%で運用できれば以下の通り資産が形成できます。

3000万円を年率11%で運用した場合の資産推移

資産の成長
1年後 3300
2年後 3630
3年後 3993
4年後 4392
5年後 4832
6年後 5315
7年後 5846
8年後 6431
9年後 7074
10年後 7781
11年後 8559
12年後 9415
13年後 10357
14年後 11393
15年後 12532
16年後 13785
17年後 15164
18年後 16680
19年後 18348
20年後 20183

 

6年後には5000万円を超えて13年後には1億円を超える資産を保有することができます。20年後には2億円を達成してリタイアがみえてきます。

更に追加入金していけば10年から15年で完全リタイアの2億円も達成可能ということになります。

 

 

 

ハーバード大学基金(エンダウメント)の成績とポートフォリオを紹介

ハーバード大学は日本人に最も知名度のある米国の大学ではないでしょうか?

名実ともにハーバード大学は世界の一流大学です。

 

米国の一流大学は卒業生の寄付金を集めて運用を行い大学運営の一部財源として使用します。

このように米国の大学が運用する基金のことをエンダウメントといいます。

今回2つの理由でエンダウメントのポートフォリオを参考にします。

 

参考の理由

  • 安定した高いリターン
  • 大きく失うことができない基金としての特徴

 

1点目は言わずもがななのですが重要なのは2点目です。

基金と言われる資金は使用用途のために増やしていく類のものです。ハーバード大学の教職員の給料や重要な研究費に費やされます。

つまり、エンダウメントは大きく資産を失うことが許されないのです。

 

これは皆さんが大切な3000万円という資産を老後の生活のために失うのは回避したいという気持ちと合致するものではないでしょうか?

この基金という性質と高い安定したリターンを出しているという観点からハーバード大学のエンダウメントを参考にしています。

 

話を本題に戻しましょう。米国のエンダウメントは安定して非常に高いリターンをだしています。

以下がハーバードエンダウメント のリターンです。米国のインデックスであるS&P500指数を大きく上回るリターンを出しています。

 

ハーバード大学の運用リターン

 

ハーバード大学のエンダウメントは、このような高いリターンを上場株投資で得ているわけではありません。

以下の通りPEファンドヤヘッジファンドや不動産投資、天然ガスなどの市場平均に連動しないオルタナティブ投資でリターンをあげています。

 

ハーバード大学のポートフォリオ

 

以下は直近15年のリターンの推移です。2021年6月期は33.6%でしたが2022年6月期のリターンは▲1.8%となっています。

平均して均すと10%程度のリターンとなります。

ハーバードエンダウメントの直近15年のリターン

 

2022年6月期は▲1.8%となっていますが、2021年7月から2022年6月末までのリターンが▲17.7%であったことを考えると大健闘ですね。

債券も大きなマイナスであったことを考えると損失を抑制できているといえるでしょう。

この要因は市場に連動しないヘッジファンドやPEファンドなどのオルタナティブを多分に取り入れているからなのは言うまでもないですね。

 

では、ハーバード大学に即したポートフォリオを個人で構築するためにはどうしたらよいでしょうか?詳しく見ていきたいと思います。

 

ヘッジファンド関連記事:

【最新版】管理人が考える日本のおすすめヘッジファンドランキング!(投資信託・ETFを含む)個人投資家が投資失敗で大損しないための、富裕層が実践する哲学を理解しよう。

 

3000万円の20%(=600万円)の株式ポーションを全世界株式へのインデックス投資で代用

まず約20%の600万円分については上場株ポジションについては分かりやすく世界株式に分散投資できるVTに投資をしていきたいと思います。

VTは指数に連動するインデックスファンドです。

→ アクティブ型とパッシブ型(=インデックス型)の投資信託の違いとは?どちらのファンドがおすすめか徹底比較。現実を知っていれば大損地獄も回避可能

 

VTは世界全体に投資をすることができる丸ごとパックのETFです。ETFなので連動を目指すインデックスがあります。

VTが連動を目指すインデックスは「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」になります。

 

The FTSE Global All Cap Index is a market-capitalisation weighted index representing the performance of the large, mid and small cap stocks globally. The index aggregate of around 8,000 stocks cover Developed and Emerging Markets and is suitable as the basis for investment products, such as funds, derivatives and exchange-tradedfunds.

参照:FT

 

わかりやすく日本語にすると以下となります。

 

日本語訳

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスは、世界の大型株、中型株、小型株のパフォーマンスを表す時価総額加重平均インデックスです。

先進国と新興国を含む約8,000銘柄から構成され、ファンド、デリバティブ、上場投資信託などの投資商品のベースとして適しています。

 

時価総額加重平均平均インデックスは企業の時価総額の規模に応じてインデックスに組み入れていきます。

日本ではTOPIX、米国ではS&P500指数が時価総額加重平均インデックスですね。

ただ、世界株といっても60%近くを米国株が占めています。米国株の動きに大きく影響されるといえるでしょう。

 

VTの国別構成比率

国別構成比率
米国 59.30%
日本 6.20%
英国 4.00%
中国 3.50%
カナダ 3.00%
フランス 2.60%
スウェーデン 2.40%
ドイツ 2.20%
台湾 2.00%
豪州 1.80%
インド 1.60%
韓国 1.40%
オランダ 1.10%
スウェーデン 1.00%
その他 7.90%

 

VTは以下の通り設定された2009年以降順調に伸びています。

年率リターンは11.46%となっていますが、丁度リーマンショックの底からのリターンなので下駄を履いている水準です。

長期的には5%-7%を見込んでおくとよいでしょう。

 

以下は最も組み入れ比率の大きい米国のS&P500指数の値動きです。平均して年率7%のリターンが謳われていますが、一定の速度で成長するわけではありません。

1990年代の上昇期、2000年代の停滞期、2010年代の上昇期と交互に繰り返して超長期でみた時の平均年率リターンが7%なのです。

インデックス投資は堅調な時期と調子の悪い時期がある

 

2020年代は2021年までの金融緩和の副作用でインフレが発生し金融引き締めに転じています。

2022年末時点でもインフレは全く収束しておらず米国の中央銀行のFRBは2023年度も引き締め姿勢を継続することを宣言しています。

 

具体的には、物価安定の回復のため、政策金利をしばらく引き締め水準で維持する必要があるとし、歴史は時期尚早の金融緩和に対し強く警告していると述べ、市場の早期緩和期待を牽制しました。また、次回の利上げ幅はインフレと景気次第であり、2023年の利下げは検討していないとの見解も示されました。

参照:三井住友アセット

 

現在よりも高い金利を1年間継続すると経済が崩壊するのは火を見るより明らかですよね。

 

FRBが想定する2023年末の政策金利と経済見通し

 

高インフレと経済失速のスタグフレーションに苛まされており、今までと同じような高いリターンを望むのは難しくなってきています。

加えて2022年に入ってから円安が進行したことも日本の投資家にとってはマイナスです。現在から投資を始めると円高となった時に著しくリターンを毀損します。

このような状況の中で安定してリターンを挙げることが期待されているのが次のヘッジファンドという選択肢です。

 

【ポートフォリオの核】3000万円の60%(=1800万円)をプライベートファンドで組成

ではもう一度ハーバード大学のポートフォリオを見てみましょう。

PEファンドとヘッジファンドで全体の6割を占めています。

 

ハーバード大学のポートフォリオに占めるPEファンドとヘッジファンドの比率

 

PEファンド:
上場していない未公開株に投資を行ない企業価値を高めた上で売却又は上場させることで利益を得るタイプのファンド

ヘッジファンド:
市場が下落する局面でも積極的に利益を狙いにいくタイプのファンド。絶対収益型ファンドとも言われる。

 

これらのファンド形態は市場が下落する局面でも市場平均とは異なる動きをすることから注目を集めています。

株式市場と異なる動きをする投資のことをオルタナティブ投資といいます。PEファンドとヘッジファンドはオルタナティブ投資の代表格として注目を集め続けています。

 

オルタナティブファンドを組み入れることでリターンが向上するだけでなく安定性が上昇します。

以下はヘッジファンドと世界株市場のリターンの比較です。

世界の株式市場のリターンとヘッジファンドの比較

 

ヘッジファンドは2000年代初頭のITバブル崩壊を回避しただけでくリターンをあげています。

また、リーマンショックでも世界株が50%の下落となるなか、ヘッジファンドは20%の下落に損失を抑制しています。

 

損失を抑制するだけでなく市場平均よりも高いリターンをもたらしています。

筆者が投資しているファンドは更に上記リターンの上位互換となっています。過去10年1度も下落することなく上記より高いリターンを出し続けています。

 

長期的な資産形成を行う上で欠かせないパートナーとなっています。

 

ヘッジファンド業界の利回りは高くても、当然全てのヘッジファンドが優秀とはいかず、玉石混合です。

どこのヘッジファンドで運用すべきかどうかが大事になってきますが、筆者の場合は国内では老舗の位置付けとなっているBMキャピタルに運用を任せています。

理由は言うまでもないですが長期で堅実運用してくれているからです。

 

BMキャピタルは伝統的な「中小型株を中心としたバリュー株投資」を実践しており、年度ベースで一度もマイナスにすることなく安定したパフォーマンスを叩き出しています。

伝統的な「バリュー株投資」はその「企業の株価」が、「企業が保有する現金価値よりも低い」銘柄に厳選して投資を行います。

 

BMキャピタルはバリュー株投資を実践していることから、運用の下落耐性が高く安定的なパフォーマンスにつながっています。

2020年のコロナショックは株価指数が30%下落するような厳しい環境下でした。

しかし、大暴落した3月もBMキャピタルは株価指数に対して大幅にプラスのパフォーマンスでした。

 

 

過去のリーマンショック、チャイナショックでも下落せずに安全に運用しています。

(リーマンショックが2008年でその頃から本格運用なので、もう10年以上運用しているベテランファンドマネジャーですね)

直近の2021年末から2022年の年初に日経平均が20%下落する局面も無傷で乗り切るどころかリターンも出しています。

 

幾度も下落局面を無傷で乗り切るBMキャピタル

 

ファンドマネージャーは今まで日本株のファンド運用を行ってきた方です。同氏の経歴は以下の通りです。

 

  • 東京大学卒
  • 大学時代に株式投資サークルで継続的な高い利回りを達成(リーマンショック時もプラス運用)
  • 卒業後は一流金融機関・英国バークレイズ証券に入社
  • その後、東大・京大卒(財務省、投資銀行、総合商社出身)のメンバーを集めヘッジファンドを創設。
  • 上場企業の取締役も務めるなど精力的に活動中。

 

 

ある程度の規模になると運用パフォーマンス維持のために出資者の募集を止めるファンドも多くなっています。

BMキャピタルがどれくらいの数の投資家を募るのかはわかりませんが、興味のある方は早めに話だけでも聞きにいった方が良いかもしれません。

そもそも長期堅実複利投資は始めるのが早ければ早いほど良いです。

 

BMキャピタル

 

 

さらに詳しい情報は以下でまとめておりますので参考までに。

【BM CAPITAL】安定運用が評判のBMキャピタルの運用実績・利回り・投資手法を紐解く!日本のアクティビスト型バリュー株ヘッジファンドの実態は?
【BMキャピタル】日本最大のヘッジファンド「BM CAPITAL」の評判や口コミを紐解く!運用実績・利回り・投資手法の実態とは?

筆者は資産を飛躍的に伸ばすべく、ヘッジファンドとインデックスファンドに重点的に投資を行っています。 今回の記事では、筆者のポートフォリオの核となっている、BMキャピタル(安定して10%程度の利回りを長 ...

続きを見る

 

 

3000万円の10%(=300万円)を債券に投資

株式のヘッジ対象としては債券は最も有名な選択肢です。

 

債券は金利が低下することで価格が上昇します。反対に金利が上昇することで債券価格は下落します。

2020年のパンデミックで大規模な金融緩和を実施したことで金利が急激に低下して債券価格は上昇しました。

 

しかし、2022年に入って状況は一変しました。

世界的にインフレが発生して2022年は大きく金利が上昇しました。結果として債券価格は急降下していきました。

以下は米国の長期金利の推移と長期債券に投資するETFの推移です。

 

【米10年債利回りの推移】

 

米国10年債の利回り

 

 

【米長期債券ETFの「TLT」の推移】

 

米長期債ETFの推移

 

 

しかし、2022年も年末に入り状況は一転しています。金利は天井圏をうち、下落に転じています。

これはインフレとFRBの引き締めによって今後不況となることを織り込み始めたことを意味します。

金利が天井を打ったことで債券価格も底打ちを始めています。今後リセッションがくると債券価格は2020年の水準に向かって上昇していくことが見込まれます。

 

3000万円の10%(=300万円)を金に投資

金は今回のロシアのウクライナ侵攻のような局面で上昇するので株式市場の下落を吸収することができます。

また、市場に流通する現金(=マネーサプライ)が上昇すると現金の価値が希釈化するので相対的に金の価値が上昇します。

 

実際、以下はマネーサプライと金の価格の推移です。

マネーサプライ(青)の上昇と金価格(赤)が大きな流れとしては一致していることが見て取れますね。

 

 

金とM2の関係

 

また株式市場と異なる動きとなっている点も見逃せません。今後もマネーサプライは上昇し続けます。

株式市場とは関係ない動きをしている金に投資してポートフォリオの安定性を高めながら、しっかりリターンも狙っていきましょう。

 

筆者は以下の方法で金に投資しています。

1.田中貴金属の純金積立
2.楽天証券等で取引できるETFであるGLD

 

 

3000万円のハーバード大学流の投資ポートフォリオのまとめ

今までのポイントをまとめると以下となります。

ハーバード大学のポートフィリオはオルタナティブ資産を多く組み入れて安定性を保ちながら高いリターンを継続して出し続けています。

ハーバード大学流のポートフォリオを3000万円で組むとすると以下となります。

 

3000万円のポートフォリオ

  ポートフォリオ
全世界株式 600万円
ヘッジファンド 1800万円
300万円
債券 300万円

 

最も核となるヘッジファンドについては筆者が投資をしているファンドを含めて、以下で詳しくお伝えしていますので参考にしていただければと思います。

 

結び

金融資産2〜3億円で完全リタイアは可能か?安定した生活を送るための運用法(50歳、60歳など年代別ポートフォリオを検討)

 

長期的に資産を形成し老後の安定資産を築くために必要なことは、ただ一つです。それは、どのような市場環境であっても資産を守り「堅実なリターンを複利で積み上げる」ことです。しかし、多くの人は派手なリターンを謳う運用先に虜になり、資産を増やすどころか失ってしまうのです。しかし、この情勢は変わりません。歴史は繰り返すのです。いつの時代も「無知はコスト」です。

 

depression

 

資産運用の極意は「プラスのリターンを複利で積み重ねること」であり富裕層に到達するにはこの方法しかありません。

 

上記を実現するための投資先(ファンド)を選ぶポイントは、非常にシンプルです。以下は大枠ですが、これを外さなければ大きく失敗することもありません。

  1. 相場環境に左右されない明確で確固たる投資理論・哲学を有する
  2. 過去に成果を出し続けているファンドマネージャーによる運用

 

世の中にはあまりにも間違った情報が溢れていると日々感じていました。
そして今回、筆者の証券アナリストとしての知見や、マーケットに関する仕事に従事した経験を基に様々なファンドを分析してきました。

その結果(堅実運用の思考とおすすめと言える投資先)をまとめました。ぜひ参考にしてくださいませ。

 

 

-1000万円から5000万円の資産運用
-

© 2023 アーリーリタイアを実現する資産運用ブログ〜Art of Investment〜 Powered by AFFINGER5