評判のエクシア合同会社(EXIA)とBMキャピタルをわかりやすく比較!運用成績やスキームから考えておすすめなのはどっち?

HF Compare ヘッジファンド

出金できない!?ポンジスキームの疑いがあると悪い評判がたつ「エクシア合同会社(EXIA)」を「BMキャピタル」とわかりやすく比較しながら評価!

2022年3月23日

エクシア合同会社とBMキャピタルは国内における有名二大ヘッジファンドとして検討している方も多いかと思います。(内容は大きく異なりますが)

当初はFXで運用していると謳っていましたが、現在は多角化しています。最近では六本木や新宿などの交差点などに看板を出していますね。

 

最近は出金制限で出金ができないということが話題になったファンドとなります。

 

 

今回は、エクシア合同会社がどのようなファンドなのかの概要をお伝えした上で、筆者が投資しているBMキャピタルと比較していきたいと思います。

 

エクシア合同会社の概要

まずはエクシア合同会社の概要について見ていきたいと思います。

商号 エクシア合同会社
設立 2015年4月
加入団体 日本貸金業協会会員
住所 〒106-6215
東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー15階
代表 菊池翔
事業内容 貸金業
Our Business 1.企業向け事業性融資事業
2.個人向け投資不動産用融資事業
3.プライベートエクイティ投資事業
4.外国為替証拠金取引(FX)

参考HP:エクシア合同会社HP

 

まず、加入団体や事業内容から貸金業ということ、更に事業内容の1番目と2番目が融資事業であることから、本業が融資に切り替わったことが読み取れます。

この点はリターンの点でお伝えしますが、この事業で得られるのは現在の低金利の状況下ではせいぜい得られて年率3%-5%です。あとで詳述します。

 

スキームとしては以下となります。融資している会社からは利息をもらい、出資している会社からは利益を吸い上げているということですね。

ただ、見ていただければわかる通り、殆ど関係会社への融資と出資となります。

エクシア合同会社のスキーム図

 

CEOは菊池翔氏となっています。非常にバブリーな生活がSNSでは拡散されています。

以下一例です。インスタグラムなどで自ら公開している感じですね。

 

簡単に同氏の経歴をお伝えすると以下となります。

1996年:東京モード学園卒業
2008年:専業トレーダーへ転身
2015年:エクシアジャパン合同会社設立

東京モード学園は新宿のコクーンタワーに入っている専門学校ですね。ファッション専門学校なので金融とは全く関係ないですね。

経歴を見る限り個人で専業トレーダーとして延長線上としてヘッジファンドを立ち上げたということになります。

 

ではメインコンテンツのBMキャピタルとの比較を行なっていきたいと思います。BMキャピタルの概要については以下でお伝えしています。

 

【BM CAPITAL】安定運用が評判のBMキャピタルの運用実績・利回り・投資手法を紐解く!日本のアクティビスト型バリュー株ヘッジファンドの実態は?

名称 ビーエムキャピタル合同会社
英名 BM CAPITAL LLC
所在地 〒106-0032
東京都港区六本木7-18-1
電話番号 03-3403-2508
事業目的 金融商品取引法に基づく有価証券及びデリバティブ取引
各種事業への投資
有価証券の自己募集
経営コンサルティング業務

 

運用手法の比較

まずは運用手法についてです。

エクシアジャパンは融資事業とFXで運用

最初はエクシアジャパンはFX運用を大々的に謳っていました。

しかし、先ほど会社概要でも見てきた通り最近では融資を主な事業内容として押し出しています。投資対象は国内外の投資事業者や不動産事業者となっています。

 

直近では立ち上げた以下の関連会社に融資を行い、その会社に融資して利子を受け取っています。

 

アセットマネジメントは何に投資している会社かはHPからは見受けられません。

また、デジタル・アセット株式会社はc0banという仮想通貨取引所を運営する会社を買収して誕生した会社です。

 

c0banは正直、大手取引所ではないですね。仮想通貨価格が下落すると買収価格を回収できなくなる可能性もあります。

特に2022年現在のこの相場では相当痛んでいることが想定されます。以下はBTCJPYのチャートです。

 

BTCJPYのチャート

 

また、全面に押し出してはいませんが従来のFXの自己資金での運用もおこなっているそうです。

 

BMキャピタルはアクティビスト戦略を組み合わせたバリュー株投資

BMキャピタルは王道の株式投資を実践しています。

下落耐性を高めるためにベンジャミン・グレアムの流れを組む本格的なバリュー株投資を実践しています。

 

さらに能動的に株価を引き上げるために「物言う株主」としてのアクティビスト戦略を実践しています。

詳しい内容については以下で詳しく取り上げていますので参考にしていただければと思います。

 

運用成績の比較

では肝心の運用成績について見ていきましょう。

疑惑の高すぎるエクシアの運用成績

まずはエクシアの運用成績についてみていきましょう。

年度 年利 月利
2017年 43.89% 3.66%
2018年 44.01% 3.67%
2019年 35.33% 2.94%
2020年 38.30% 3.19%

年率平均40%程度、月利で3%程度の非常に高いリターンとなっています。投資の神様であるバフェットですら年率平均20%のリターンなので異常なリターンですね。

また、月次リターンも毎月プラスのリターンになっています。本当なら凄いことですね。ただ、あくまで私の感想ですが、このリターンについては非常に懐疑的です。

 

まず、融資事業で得られるリターンというのは、現在の世界的な低金利環境下ではせいぜい年率2%から高くても5%です。

またFXはゼロサムゲームです。毎月プラスのリターンというのはなかなか考えられません。スカイプレミアムと似ていると感じてしまいます。

 

【スカイプレミアム 】出金できない!?金融庁から営業停止命令を受けたポンジスキームとして悪評高い「SKY PREMIUM」は運用先としてアリなのか徹底評価!

 

筆者の友人にもFXトレーダー(いわゆる億トレ)がいますが、同氏の成績は年間を通してかなり「ギザギザ」であり、

マイナスの月もプラスの月もあり、最終的にプラスで終えればOKという世界と話しています。

 

毎月プラスの高すぎるリターンを継続しているのはポンジスキームが疑われます。あくまで疑惑なので断定ではありません。正直わかりません。

ポンジスキームというのは実際には運用せずに集めた資金を既存の投資家に分配する詐欺スキームです。

ポンジ・スキーム」という言葉は、1920年にチャールズ・ポンジという詐欺師が作った造語です。

 

この種の投資詐欺の最初の記録は、1800年代半ばから後半まで遡ることができます。非常に歴史のある投資詐欺スキームと言えます。

ポンジスキームは新規出資者の数が少なくなると蒸発します。(実際、現在出資している人は出金できないとなっており問題となっていますね。。

エクシアは後でお伝えする解約条件も非常に怪しいものとなっており、筆者は投資を諦めました。

 

BMキャピタルの運用成績

BMキャピタルは純粋なリターンは2013年からの年率平均リターンは17%となっています。手数料後で10%程度を実現しています。

全世界株式のリターンが年率平均で4%-5%であることを考えると十分に高いリターンであると言えます。年率10%で運用すれば7年で資産が2倍になります。

 

危ない投資に手を出さずに堅実に資産を増やしていくことができるのです。

更に重要なのは下落耐性の高さです。

 

BMキャピタルは2013年の運用開始以降、月次ベースではマイナスになる月もありますが年次ベースでマイナスのリターンとなったことはありません。

下落耐性の高さが人気を呼んでいる大きな要因となっています。

リーマンショック、チャイナショック、コロナショックの3つの株価大暴落において、その下落耐性の強さを見せつけました。

 

解約条件を比較

私募ファンドに投資を行う際は解約条件をしっかりと確認する必要があります。

エクシアの解約には制限が設けられている

エクシアでは毎月解約申請を行うことができますが、エクシア全体として毎月解約上限がきめられています。

元消費者庁の弁護士「伊藤建」氏の調査によるとエクシア合同会社の定款には以下の記載がなされています。

定款には、代表社員が「その裁量により当社全体の払戻金額の総額の制限を設け、また、払戻金額の各社員毎の割り当てを行うことができ」、「各社員からの制限額を超える払戻の請求は、受け付けられないものとする」と書かれているからです。

参照:弁護士「伊藤建」

 

そのため、引き出そうとしても上限に達していた場合は引き出すことができなくなり、その場合は更に3ヶ月待たなければいけません。

 

上限金額については非公開なため、エクシアが引き出し上限に達していると発表してしまえばいつまでたっても解約することが出来ない可能性が存在しています。

ポンジスキームの特徴として解約させないための条項が設けられているという点があります。まさに、この点が筆者としては非常に怪しいと思っている点です。あくまで疑念ですが、、

 

引き出すことが出来なかったら意味ないどころか、元本そのものを失ってしまう可能性がありますからね。

そのようなリスクも十分あると考えておくべきです。つまり、信用リスクがあるということです。

 

信用リスクとは、有価証券の発行体(国や企業など)が財政難、経営不振などの理由により、債務不履行(利息や元本などをあらかじめ決められた条件で支払うことができなくなること)が起こる可能性をいいます。

信用リスク(しんようリスク)

 

BMキャピタルは四半期毎に引き出し可能

一方、BMキャピタルは四半期毎に全額引き出し可能です。

ヘッジファンドは基本的に資金引き出しができないロックアップ期間が設けられており、基本的には半年から1年で設定されています。

 

BMキャピタルの四半期というのは非常に良心的な期間設定であるということができるでしょう。

実際、筆者も一度、資金が必要となり一部引き出しており、解約は滞りなく可能であること確認済となっています。(その後、また資金ができたので出戻りで再投資しています)

 

ファンドマネージャーを比較

ヘッジファンドにおいて最も重要なのがファンドマネージャーです。同じ運用手法でも誰が行うかによって全く成績は変わってきます。

エクシアのファンドマネージーは菊池翔氏ですが、ファッション専門学校であるモード学園出身です。経歴がそもそも金融ではありません。

また、運用手法についていかのように語っています。

 

独学で金融トレーダーとしての知識と経験を積み上げ、ヒストリカルデータを利用する多種多様なテクニカル分析、世界の経済情勢や経済指標、要人発言を要因とするファンダメンタルズ分析はもとより、月の満ち欠けや惑星配置、惑星同士が特定の角度を形成するタイミングとマーケットの相関を利用した金融占星術まで「金融市場の理」を探求。2011年から、国内外のヘッジファンドにおいて為替トレーダーを務め、僅か15営業日での利益率2,520%という驚異的なトラックレコードを記録する。

引用:BIZREACH エクシア合同会社

 

金融市場で真剣に戦っている方が占星術や月の満ち欠けといった事象を参考にしているということで申し訳ないですが胡散臭いという印象をもってしまいます。

 

一方、BMキャピタルは東京大学時代から実業家として蓄えた資金で運用を開始した、確かな実力を持ったファンドマネージャーによって運用がなされています。

東京大学卒業後も英国系一流投資銀行のBarclaysで勤務しておりエリート街道をひた走っている方によって運用がなされています。

 

運用理論も王道のバリュー株投資を極限まで高めた手法で行なっており、経歴と運用手法と実績ともに疑いようがありません。

ここまで安定して実績を積み上げており(「安定して」といった点は非常に価値があるのです)まだまだ若干30代のファンドマネジャーであり、

今後その手腕は金融業界でも注目されていくものかと思います。まだ黎明期でハイリターンを叩き出していたひふみ投信を彷彿とさせますね。

 

不調にあえぐ「ひふみ投信」「ひふみプラス」の時代は終わった?やめたほうがいい?危ないという評判がたっている理由を分析して評価する!

 

 

投資条件の比較

エクシア合同会社は1口100万円から投資が可能となっています。ヘッジファンドとしては非常に少額から投資ができるように設定されています。

ポンジスキームが疑われるエクシアは兎に角多くの方から大量の資金を迅速に集める必要があるので資金の閾値が低く設定されているという可能性を考えています。

 

一方、BMキャピタルは1000万円から投資可能となっています。

閾値が高いように思われますが、海外のヘッジファンドでは2000万円〜1億円以上が普通であることを考えると良心的な水準となっています。

また、場合によっては1000万円未満でも投資することが可能となっています。担当者と相談ですね。

 

まとめ

エクシア合同会社とBMキャピタルについて纏めてきた内容は以下となります。

事業内容 融資
FX
株式投資
運用手法 不透明感強い バリュー株投資

アクティビスト戦略
リターン 年40%程度
融資とFXで可能と思えない
年10%程度(手数料控除後)
過去下落の年はなし
解約 抽選のような形式
引き出せない可能性あり
四半期に一度全部又は一部可能
運用者 ファッション専門学校卒 東大卒外資系金融出身
最低出資金 100万円 1000万円
1000万円未満でも相談可

 

 

結び

金融資産2〜3億円で完全リタイアは可能か?安定した生活を送るための運用法(50歳、60歳など年代別ポートフォリオを検討)

 

長期的に資産を形成し老後の安定資産を築くために必要なことは、ただ一つです。それは、どのような市場環境であっても資産を守り「堅実なリターンを複利で積み上げる」ことです。しかし、多くの人は派手なリターンを謳う運用先に虜になり、資産を増やすどころか失ってしまうのです。しかし、この情勢は変わりません。歴史は繰り返すのです。いつの時代も「無知はコスト」です。

 

depression

 

資産運用の極意は「プラスのリターンを複利で積み重ねること」であり富裕層に到達するにはこの方法しかありません。

 

上記を実現するための投資先(ファンド)を選ぶポイントは、非常にシンプルです。以下は大枠ですが、これを外さなければ大きく失敗することもありません。

  1. 相場環境に左右されない明確で確固たる投資理論・哲学を有する
  2. 過去に成果を出し続けているファンドマネージャーによる運用

 

世の中にはあまりにも間違った情報が溢れていると日々感じていました。
そして今回、筆者の証券アナリストとしての知見や、マーケットに関する仕事に従事した経験を基に様々なファンドを分析してきました。

その結果(堅実運用の思考とおすすめと言える投資先)をまとめました。ぜひ参考にしてくださいませ。

 

 

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