【2022年以降】ネットウィン(netWIN GSテクノロジー株式ファンド)はどこまで上がる?概要、利回り、評判と口コミをチェック

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【2022年以降】ネットウィン(netWIN GSテクノロジー株式ファンド)はどこまで上がる?概要、利回り、評判と口コミをチェック

以前に一流証券会社であるゴールドマン・サックスが運用しているネクストウィンについて解説しました。

今回は、同じくゴールドマンサックスが運用している投資信託シリーズである「ネットウィン(netWIN GSテクノロジー株式ファンド)」を取り上げます。

 

ネットウィン(netWIN GSテクノロジー株式ファンド)の評判と口コミ

まずは評判に目を通してみたいと思います。どのようなファンドなのかある程度想像しやすいです。

 


投信残高5000億円突破ですか、さぞかし素晴らしいリターンを叩き出しているのでしょう。

また、22年前から販売されているアクティブファンドということで非常に老舗ですね。その運用歴の長さには驚きました。

それでは詳細を見ていきたいと思います。

 

ネットウィン(netWIN GSテクノロジー株式ファンド)とは?

それでは概要を見ていきましょう。ゴールドマンサックスアセットマネジメント株式会社が運用を担当するファンドです。

 

  • ファンドの目的:テクノロジーの発展により恩恵を受ける米国企業の株式を主要な投資対象とし、信託財産の 長期的な成長をめざして運用を行います。
  • ファンドの特色①:主にテクノロジーの発展により恩恵を受ける米国企業の株式に投資 します。
  • ファンドの特色②:「よりよい投資収益は、長期にわたって成長性の高い事業へ投資する ことにより獲得される」との投資哲学のもと、個別銘柄の分析を重視 したボトムアップ手法により銘柄選択を行います。
  • ファンドの特色③:Aコース(為替ヘッジあり)、Bコース(為替ヘッジなし)の選択が可能 です。

テクノロジーに特化した運用を実行することがわかります。ナスダック銘柄がポートフォリオの主役になりそうですね。

 

ポートフォリオ構築方法とファンド方式

「テクノロジー・トールキーパー」企業を選択すると謳っておりユニークな表現ですね。

本ファンドでは、主に米国を中心とした「テクノロジー・トールキーパー」企業など、テクノロジーを活用する ことで、コスト構造、収益性、競争優位性の改善や維持が期待できる企業や、ビジネス・モデルの継続性が 期待できる企業の株式に投資します。

 

「テクノロジー・トールキーパー」企業が以下の通り例示されていますが、要するに価格転嫁ができる強いブランディング力を持った、競争力のある企業へ投資をするということで、これはわざわざ言わなくても基本だと思います。

「テクノロジー・トールキーパー」企業

 

銘柄選択のポイントは以下の通りです。さすがゴールドマンサックスですね、資料が非常に綺麗です。

銘柄選択のポイント

 

ファンドの仕組みはファミリーファンド方式となっています。

ファンドの仕組み

 

実際に中身を見ていきましょう。

 

投資先業種比率

業種・セクターは以下の通りとなっています。最新の6月末の情報です。

 

業種(セクター) *2別比率*1

 

情報技術が73.9%です。テクノロジー企業に投資するとあるので当然ですね。

ナスダックへの投資が71.5%となっていますので、2022年は地獄を見ているに違いありません。株式市場は暴落しています。

 

市場別比率

 

保有銘柄・ポートフォリオ(組入銘柄)

具体的な銘柄を見ていきましょう。やはりナスダックの上位銘柄がそのまま入っています。マイクロソフト、アマゾン、アルファベット、アップル・・・。インデックス投資とリターンが大きく変わらないような予感がしています。細かくは異なりますが、結局はインデックスに寄せているファンドなのではないかと(そうであればインデックスを買えば手数料分リターンが上がります)。

 

銘柄 市場 業種 比率
1 マイクロソフト NASDAQ 情報技術 9.60%
2 アマゾン・ドット・コム NASDAQ 一般消費財・サービス 7.90%
3 アルファベット NASDAQ コミュニケーション・サービス 5.40%
4 アップル NASDAQ 情報技術 5.30%
5 アドビ NASDAQ 情報技術 4.60%
6 アメリカン・タワー NYSE 不動産 3.80%
7 アクセンチュア NYSE 情報技術 3.60%
8 KLAコーポレーション NASDAQ 情報技術 3.40%
9 パロアルトネットワークス NASDAQ 情報技術 3.10%
10 エクイニクス NASDAQ 不動産 3.10%

 

利下げ局面では米国のファンドマネジャーはインデックスに負けるとクビになってしまいますから、インデックス組入銘柄に寄せていくのが常です。

参考までに2022年6月時点のナスダック100の構成銘柄は以下です。

 

ティッカー 社名 比率 セクター
1 AAPL アップル 12.31 情報技術
2 MSFT マイクロソフト 10.51 情報技術
3 AMZN アマゾンドットコム 6.46 消費財
4 TSLA テスラ 3.77 消費財
5 GOOG アルファベット(C) 3.75 通信
6 GOOGL アルファベット(A) 3.57 通信
7 FB フェイスブック 3.42 通信
8 NVDA エヌビディア 3.41 情報技術
9 AVGO ブロードコム 1.98 情報技術
10 PEP ペプシコ 1.96 必需品
11 COST コストコホールセール 1.81 必需品
12 ADBE アドビシステムズ 1.74 情報技術
13 CMCSA コムキャスト 1.67 通信
14 CSCO シスコシステムズ 1.61 情報技術
15 INTC インテル 1.52 情報技術
16 AMD アドバンストマイクロデバイセズ 1.49 情報技術
17 TMUS Tモバイル 1.47 通信
18 TXN テキサスインスツルメンツ 1.37 情報技術
19 QCOM クアルコム 1.37 情報技術
20 AMGN アムジェン 1.19 ヘルスケア

 

 

ポートフォリオ1位、2位銘柄の概要とリターン

ポートフォリオ1位はマイクロソフト、2位はアマゾンですね。この2つの銘柄はあまりにも知れ渡っているので概要の説明はいらないのかもしれません。

マイクロソフトはソフトウェアカンパニー、アマゾンはEコマースですね。両社とも大きな収益源となっているのはこの他にサーバービジネスがあります。アマゾンはAWS、マイクロソフトはAZUREです。

世界中のウェブサイトは彼らの手の上で踊っているだけなのです。

 

さて、マイクロソフト、アマゾン共に、金融引き締めで2022年は大きく下落しています。

しかしネットウィンは老舗ファンドであり、長期では報われるリターンを生み出しているはずです。わかっているのは、ネットウィンを買うのは今ではないということです。引き締め時期に絶対に買ってはいけない投信です。

 

マイクロソフト株価

 

アマゾン株価

 

 

運用成績

ファンドの運用を見ていきます。ファンドの真の実力を測るために、以下は為替ヘッジありで見ています。

 

設定来基準価額推移

 

2022年6月30日の基準価額ですが、なんと12,159円です。設定した際の基準価額は10,000円なので、20%しかリターンがありません。1999年11月に運用開始で20%は笑えません。しかし、これは配当を出しているからですね。

分配金再投資基準価額は17,000円程度です。70%程度のプラスですね。ただし1999年11月からですから、21年半かけて70%。これは年率2.5%です。ちなみにこの数字は税前で再投資した場合のものですので、実際は税後の金額が再投資されることから年率利回りはさらに下がります。

なぜこのような低リターンのファンドが5000億円も集めてしまったのかというと、それはやはりゴールドマンサックスのネームバリューのような気がします。

ネームバリューでリターンは獲得できません。

 

ちなみに直近のリターンは悲惨であり、上述したように金融引き締め局面で買っていい投資信託ではありません。

 

1-3月期 4-6月期 7-9月期 10-12月期 1-12月期
2022年 -12.96% -25.41% -- -- --

 

まとめ

そもそも長期で見て年率リターンが低すぎますので、選択肢から外したい銘柄です。

むしろナスダックでインデックス投信をするか、S&P500で投資をしていた方が良いでしょう。比較する必要もなくインデックスを上回っていないことがわかりました。

ネームバリューでは、リターンは獲得できません。

 

 

結び

金融資産2〜3億円で完全リタイアは可能か?安定した生活を送るための運用法(50歳、60歳など年代別ポートフォリオを検討)

 

長期的に資産を形成し老後の安定資産を築くために必要なことは、ただ一つです。それは、どのような市場環境であっても資産を守り「堅実なリターンを複利で積み上げる」ことです。しかし、多くの人は派手なリターンを謳う運用先に虜になり、資産を増やすどころか失ってしまうのです。しかし、この情勢は変わりません。歴史は繰り返すのです。いつの時代も「無知はコスト」です。

 

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資産運用の極意は「プラスのリターンを複利で積み重ねること」であり富裕層に到達するにはこの方法しかありません。

 

上記を実現するための投資先(ファンド)を選ぶポイントは、非常にシンプルです。以下は大枠ですが、これを外さなければ大きく失敗することもありません。

  1. 相場環境に左右されない明確で確固たる投資理論・哲学を有する
  2. 過去に成果を出し続けているファンドマネージャーによる運用

 

世の中にはあまりにも間違った情報が溢れていると日々感じていました。
そして今回、筆者の証券アナリストとしての知見や、マーケットに関する仕事に従事した経験を基に様々なファンドを分析してきました。

その結果(堅実運用の思考とおすすめと言える投資先)をまとめました。ぜひ参考にしてくださいませ。

 

 

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