三井住友のテトラ・ネクストの評判は?運用利回りから分析!「上昇・下落どちらも”収益機会”に」は実践できているのか?

投資信託

三井住友のテトラ・ネクストの評判は?運用利回りから分析!「上昇・下落どちらも”収益機会”に」は実践できているのか?

2022年12月5日

米国株ブームは止まりませんが、米国株に投資をするファンドは軒並みパフォーマンスが悪くなっています。

しばらく、米国株式市場には筆者は期待していませんが、米国株に投資をするファンドの動向を追うことで、次なる資金の投入時期を捉えたいと考えています。

 

今回は三井住友DSアセットマネジメント株式会社が運用するテトラ・ネクストを取り上げていきたいと思います。

 

テトラ・ネクストとはどのようなファンドか?

運用は三井住友DSアセットマネジメント

三井住友DSアセットマネジメントが運用しています。

 

社名 三井住友DSアセットマネジメント株式会社
英文社名 Sumitomo Mitsui DS Asset Management Company, Limited
所在地 〒105-6426
東京都港区虎ノ門一丁目17番1号 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー26階
Tel. 03-6205-0200(代表)
 
資本金 20億円
事業内容 (1)投資運用業に係る業務
(2)投資助言・代理業に係る業務
(3)第二種金融商品取引業に係る業務

 

財閥系グループの傘下にあるアセットマネジメント会社ですね。独立系ではありません。

投資信託残高は9.9兆円となっており、テトラネクスト以外にも様々なファンドを抱えています。

三井住友DSアセットマネジメント

 

グローバルAIファンドも三井住友アセットマネジメントが販売しているファンドです。

 

 

投資対象は北米

投資信託証券への投資を通じて、実質的に米国の新興企業向け株式市場を代表する株価 指数先物取引を機動的に活用することにより、信託財産の中長期的な成長を目指します。

 

米国の新興企業向け株式市場を代表する株価指数先物取引を活用するとあります。

スワップ取引を行うとのことで、買い、売り双方から入れるトレードで、レバレッジもかけていくことがわかります。

株式市場の大枠を捉えたマクロトレーディングを行うということですね。為替ヘッジはなしです。

 

ファンドのしくみ

 

ファンドの戦略

株価指数先物で投資をしていくといっても、何か特殊な戦略があるのでしょうか?

挙げられているのは以下の4つの戦略です。

  1. 日中トレンド戦略
  2. 月初トレンド戦略
  3. 月中トレンド戦略
  4. 月末トレンド戦略

 

日中トレンド戦略

日中トレンド戦略

 

ナスダックの終値に対してトレンドラインの設定をし、ルールに沿って買い建、売り建を行うということですね。

かなりメジャーな戦略とも言えるでしょう。

 

月初トレンド戦略

月初4営業日のナスダック100先物を買い建てる戦略です。

相場の状況によってはポジションを建てないとも言及されていますが、基本的に月初は米国の401kなど積立投資が大きく入るなど、歴史的に上昇しやすいことからポジションを建てるものと思います。

 

月末トレンド戦略

月末トレンド戦略

前月末の価格を起点に買い建て、売り建てを実行していく戦略です。

 

上記4つの戦略ですがこれが全てではなく、様々な戦略があるかと思います。一部を例として紹介しているだけですね。

ファンドに投資すべき投資家が注目すべきは投資手法ではなく、あくまでもパフォーマンスです。

 

手数料(売買・信託報酬

購⼊時⼿数料はに2.20%(税抜き2.00%)を上限として、販売会社毎に定める⼿数料率を乗じた額となります。

信託財産留保額はなしです(売却時手数料)

運⽤管理費⽤(信託報酬)は純資産総額に年0.759%(税抜き0.69%)の率を乗じた額です。

 

初年度は3%程度、というイメージですね。

 

 

テトラ・ネクストの運用利回り、成績を基準価格チャートなどからチェック

(10月31日時点)

基準価額・純資産総額の推移(円・億円)

 

基準価額(円)は10月末時点で9,656円となっています。2021年2月に10,000円から運用開始しているのでマイナス運用となっていますね。

2021年はナスダック100は非常に上昇したはずですが、2021年末からファンドの基準価額が暴落し、2022年末の現在少し盛り返している状況ですね。

 

2022年の米国株式市場の暴落がありましたので、テトラ・ネクストは微マイナスで済んでおり優秀なファンドかもしれないと思いたいところです。

しかし、実際は円安が35%ほど進んだので、為替に助けられたの一言ではないでしょうか。円安が進まなければ、成績はもっとひどいものになっていたと想像します。

テトラ・ネクスト

1カ月 3カ月 6カ月 1年 3年(年率) 5年(年率) 10年(年率) 設定来
トータルリターン -0.97% 9.71% 23.29% 15.45% -- -- -- -3.44%

 

 

テトラネクストとS&P500の比較

テトラネクストは基本的にナスダック100をトレードしリターンの獲得をい狙う投資であることがよくわかったと思います。

では一般的な代表インデックスであるS&P500には勝てているのでしょうか?

  • テトラ・ネクスト
  • eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

 

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)との比較

 

ボロ負けですね。 今年はナスダック自体がS&P500を大きく下回っており、ナスダック100はさらに下落しているので当然といえば当然です。

しかし、テトラ・ネクストは指数をロングとショートでトレードしていく「上昇・下落どちらも”収益機会”に」を謳っている手法なので、正直もう少しリターンを稼いでほしいと個人的には思います。

 

テトラ・ネクストの掲示板での口コミ評判

 

Yahoo!ファイナンスの掲示板ではかなりお怒りの声が多いようでした・・・。それもそうですよね。

Yahoo!ファイナンス↓

このファンドを解約してだいぶ経つけど、先日、
平然と「担当者が変わった。いまはキャンペーン中である。」
などと新しい投信の売り付け勧誘と思われる電話があった。
これだけ損をさせておいて、なめているのか。

なんでこんなファンドを買ってしまったのか…
後悔してます。

どうしたら上がるの?

ゴミゴミクソファンド

私は広島銀行

投資は自己責任と言うが、このファンドを勧めた銀行担当者つまりプロに責任はないのか?と不思議に思う。
どんなに下がっても、顧客に対して何のフォローも情報共有もないところをみると、プロに責任はないということか。
三井住友銀行とはもう付き合わないことにした。

銀行から御守りファンドとして設定時に購入して、一度も購入価格を上回ることなく、先週捨てました。10%の損失、数十万が消えました。
これでアホみたいに下がることに一喜一憂しなくて済むのが救い。とんだ御守りでした。

今が捨て時と先週金曜日売った。解約日から2営業日後の価格で契約解除となり、今日300円も下げよってまた数十万消えた。ゴミグズファンド!

 

まとめ

テトラネクストについて分析してきました。基本的にロングとショートでいつでも収益を出せるファンドという触れ込みであるにも関わらず、今年は円安が進まなければ大きくマイナス運用になっていたことで、非常に厳しいと言わざるを得ません。

まだ2年足らずのファンドですが、この1年の体たらくを吹き飛ばすような運用結果が2023年は求められると思います。

今の段階では、投資することはまずあり得ないファンドです。

 

結び

金融資産2〜3億円で完全リタイアは可能か?安定した生活を送るための運用法(50歳、60歳など年代別ポートフォリオを検討)

 

長期的に資産を形成し老後の安定資産を築くために必要なことは、ただ一つです。それは、どのような市場環境であっても資産を守り「堅実なリターンを複利で積み上げる」ことです。しかし、多くの人は派手なリターンを謳う運用先に虜になり、資産を増やすどころか失ってしまうのです。しかし、この情勢は変わりません。歴史は繰り返すのです。いつの時代も「無知はコスト」です。

 

depression

 

資産運用の極意は「プラスのリターンを複利で積み重ねること」であり富裕層に到達するにはこの方法しかありません。

 

上記を実現するための投資先(ファンド)を選ぶポイントは、非常にシンプルです。以下は大枠ですが、これを外さなければ大きく失敗することもありません。

  1. 相場環境に左右されない明確で確固たる投資理論・哲学を有する
  2. 過去に成果を出し続けているファンドマネージャーによる運用

 

世の中にはあまりにも間違った情報が溢れていると日々感じていました。
そして今回、筆者の証券アナリストとしての知見や、マーケットに関する仕事に従事した経験を基に様々なファンドを分析してきました。

その結果(堅実運用の思考とおすすめと言える投資先)をまとめました。ぜひ参考にしてくださいませ。

 

 

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