アッパーマスから準富裕層になったら選択肢が広がる。総資産5000万円以上を老後に向けてどう資産運用する?完全リタイア生活は可能か?

5000万円以上の資産運用

【ブログ更新】金融資産5000万円を超えて準富裕層になったら老後に向けてどう運用する?完全リタイア(F.I.R.E.)生活は可能か?

2022年3月3日

「5000万円」という大きな資産を築かれた方とは、日本社会の中でも10%未満の方となります。

いわゆる準富裕層という水準になります。

 

以下の総務省の家計調査によると4000万円以上の資産を保有している方が12.1%となっています。

さらに1000万円多い、5000万円以上ともなってくると10%を割り込んでくるでしょう。

 

総務省の家計調査による準富裕層の割合

 

サラリーマンとして企業に勤めつつ5000万円という資産を構築するのは非常に難しいと思います。

長期で海外駐在をした際の海外勤務手当でお金を貯めたり(家賃負担なども無し)、退職金を入れて漸く蓄えることが出来る金額だと思います。

他には身内のご不幸によって急に遺産や保険金が入ってきたという方もいるかもしれません。

 

事業家の方であれば、事業が軌道に乗り10年もすれば悠々と超えてくる水準でしょう。

保有している自社の株式の価値はもっと早く伸びるかもしれないので、もしかしたら5年もかからないのかもしれません。

野村総研の定義によると、純資産3000万円からがアッパーマス層で、5000万円に到達した時点で準富裕層と定義されるようです。

 

日本の富裕層・超富裕層の世帯数

アッパーマス層から準富裕層になることで、老後に向けての資産運用はどのように変わっていくのでしょうか?今回は少し論じていきたいと思います。

 

 

資産5000万円が見えてくる条件とは?(1億円、5億円到達への途上に過ぎない)

資産を増やす、これはまさに資本主義ゲームを効率よくプレイしなくてはなりません。

資産5000万円は富裕層、超富裕層へ到達するいわば途上段階です。

 

まず資本主義ゲームですが、非常に残酷なゲームであり、生まれた瞬間に勝利している人々がいます。

 

日本における富裕層の4分類

 

ストック承継型はつまり、頂点には財閥ファミリーの子息、子女、オーナー企業の親より資産を譲り受け、生まれた瞬間より超富裕層である人々がいます。

しかし、このような環境に生まれることができるかどうかは全て運なので現実を受け入れ精進していきましょう。

 

① 莫大な資産や事業を代々受け継ぐ資産家の系譜

② 先鋭的な分野の起業に成功した実業家(GAFA10に代表される IT 長者等)

③ 給与所得を原資に着実に金融資本を積み上げるフロー蓄積型

④ 親からの相続により金融資本を取得する相続型

 

筆者はサラリーマン且つ運用していますので、赤線の「フロー蓄積型」です。「ストック成長型」には勝てませんが、十分に富裕層には到達します。運用次第で超富裕層も狙えます。

つまり、サラリーマンで運用しながらも超富裕層になれるチャンスはあるのです。

 

そして、5000万円はその途上です。

フロー蓄積型」の人々はとにかく本業の収入を伸ばす、正しい運用をする、浪費しない、が資産増加の条件です。

これを守ることができれば、気付けば5000万円は貯まるものと思います。

正しい運用をする点は少し調査が大変ですので、以下の記事を参考に役立ててください。

 

【2022年から始める堅実複利運用】信用できる日本国内おすすめヘッジファンドをランキングで紹介。投資失敗で大損しないための富裕層が実践する哲学を理解しよう。
【2022年以降】管理人が考える日本のおすすめヘッジファンドランキング!(投資信託・ETFを含む)個人投資家が投資失敗で大損しないための、富裕層が実践する哲学を理解しよう。

長期で資産を大きく成長させるために必要なこと、それは「毎年プラスの運用リターンを出す」ことです。 言い方を変えると「毎年絶対に運用でマイナスを出さない」ということです。 欧米のプロ投資家が口を揃えてい ...

続きを見る

 

「ストック成長型」はとにかく事業の拡大を頑張るしかないですね。確実性はフロー蓄積型の方が高いと思います。

 

貯金5000万円超えたら完全リタイア生活(サラリーマン卒業)は可能か?貯金切り崩しだけで何年暮らせる?

現時点の資産額の大きさによって、生活の仕方、運用の方法により到達できる資産規模は変わってきます。

当然といえば当然ですが、意外と金額が大きくなると動き出せず、効率の悪い定期預金などに資産を置いてそのまま、という人はたくさんいます。

しかし、それは勿体無いです。

 

リタイア(FIRE/Financial Independence, Retire Early)」とは完全に仕事を辞めて資産運用のみで生活費を賄うことです。

基本的に達成可能と言われている資産運用(配当も含む)による利回りは3%とされています。

資産5000万円以上の準富裕層ですと、どれくらいのリターンが得られるのでしょうか?

 

(単位:万円)

準資産額 Return 税後
5000 150 120
6000 180 144
7000 210 168
8000 240 192
9000 270 216
10000 300 240

 

年間150万円〜240万円です。これは月々10〜20万円となります。

総務省のデータによれば総世帯の支出は平均で24.5万円、二人以上世帯の支出は30万円弱なので、基本的に完全リタイアは無理ですね。

 

貯金をとにかく取り崩して生活するのであれば、年間360万円の生活費で5000万円を食い潰すのに14年間かかります。

14年間は働かずに生きていけます。ただし精神的な余裕はないですよね。自由に浪費もいまいちできないですし、将来また労働をしなければならないのかという辛さもあります。仕事は一度辞めると戻るのが難しいです。

 

消費支出
消費支出(総世帯)は,  1世帯当たり  245,519円
前年同期比                    実質 0.2%の減少      名目 0.4%の増加
前期比(季節調整値)     実質 2.5%の増加

消費支出(二人以上の世帯)は,  1世帯当たり  292,077円
前年同期比                    実質 0.7%の減少      名目 0.1%の減少
前期比(季節調整値)     実質 4.6%の増加

Source:総務省データ

 

1億円あったら無敵になれると昔は思っていたものですが、完全リタイアも厳しく、また子供の学費などがかかってくると余計に厳しいですね。

準富裕層は無理してリタイアせず、まだまだ資産を増やすことに集中しても良い段階かもしれません。

→ 5000万円の貯金があったら、超えたら何年暮らせる?セミリタイアには十分なのかを検討。

 

もしくは完全リタイアまでは行かずとも、比較的ワークライフバランスの良い会社に転職したり、自分の専門知識を生かして個人事業主で働くなど、選択肢が広がることは間違い無いです。

セミリタイアは可能だと思います。

 

しかし、せっかくなら完全リタイアを目指すくらいの資産まで走り切るのが個人的には早いと思います。

筆者の経験からですが、5000万円からは運用を間違えなければ資産の増加スピードに驚くと思います。

 

1億円も決して夢ではない!貯金5000万円超えたら実感する運用の加速(準富裕層vsアッパーマス層)

数字のことは数字に置き換えるのが一番です。3000万円を5%運用した場合に、10年後には1,887万円増えることになります。

 

Year the capital(万円) 5% Return(万円)
1 3,000 150
2 3,150 158
3 3,308 165
4 3,473 174
5 3,647 182
6 3,829 191
7 4,020 201
8 4,221 211
9 4,432 222
10 4,654 233

 

5000万円の場合は10年後は8,145万円、実に3,145万円の増加です。3000万円の運用に対して1000万円以上増加しています。

複利のインパクトがすごいことになっています。ちなみに1億円で10年運用すると6,289万円増えます。

 

Year the capital(万円) 5% Return(万円)
1 5,000 250
2 5,250 263
3 5,513 276
4 5,788 289
5 6,078 304
6 6,381 319
7 6,700 335
8 7,036 352
9 7,387 369
10 7,757 388

 

当然ですが、この間に獲得できた運用益を取り崩して生活費に充てると、リターンは大幅に減ります。複利運用の効果が無いからです。

 

反対に、毎年さらに追加で積み立てていけば複利効果は増幅します。複利運用のインパクトは凄まじく、資産運用にはこの力が必須です。

簡単にリタイアをしない方が良いのは複利があるからです。資産運用のボーナスステージは元本が大きくなればなるほど青天井なのです。

 

富裕層はこの複利のインパクトの重要性を誰よりもわかっています。皆お金持ちになるべくなっているのです。

アインシュタインも以下のように語っています。貧富の差というのは、この複利が起点となっているのです。

 

「複利は人類による最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う(“Compound interest is man’s greatest invention. He who understands it, earns it. He who doesn’t pays it.”)」。

 

アインシュタイン

出典:AZQUOTES

 

 

準富裕層のようにまとまったお金を持っている人におすすめの資産運用は?

以下の記事でも述べましたが、資産運用で失敗しないための心構えがあります。それは派手なリターンは完全に無視をするということです。

 

【2022年から始める堅実複利運用】信用できる日本国内おすすめヘッジファンドをランキングで紹介。投資失敗で大損しないための富裕層が実践する哲学を理解しよう。
【2022年以降】管理人が考える日本のおすすめヘッジファンドランキング!(投資信託・ETFを含む)個人投資家が投資失敗で大損しないための、富裕層が実践する哲学を理解しよう。

長期で資産を大きく成長させるために必要なこと、それは「毎年プラスの運用リターンを出す」ことです。 言い方を変えると「毎年絶対に運用でマイナスを出さない」ということです。 欧米のプロ投資家が口を揃えてい ...

続きを見る

 

まとまった金額を持っていると、様々な投資商品を勧められると思います。

年利回り+50%、配当利回り10%、元本保証で月利3%...など。最初の断っておきますがこれらの案件は99%幻想です。

 

1%の確率に賭けるというのであれば止めませんが、急いでお金持ちになろうとする人は必ずと言っていいほど失敗します。

毎年堅実なリターンをプラスで出し続けることが大事です。

派手なリターンを出している投信などの複数年の実績を見てみてください。必ず揺り戻しで大きな損失を出してしまっているケースが散見されると思います。

 

大きくリスクを取って偶然獲得した利益は、気づけば市場に吐き出してしまっていることがほとんどです。

投資商品を選ぶ際には、長期のリターンを見るようにしましょう。

 

ここからは様々な運用先に触れていきます。

再掲ですが、筆者が実際に投資している先を知りたい方は以下の記事が早いかもしれません。

網羅的にまとめています。

 

【2022年から始める堅実複利運用】信用できる日本国内おすすめヘッジファンドをランキングで紹介。投資失敗で大損しないための富裕層が実践する哲学を理解しよう。
【2022年以降】管理人が考える日本のおすすめヘッジファンドランキング!(投資信託・ETFを含む)個人投資家が投資失敗で大損しないための、富裕層が実践する哲学を理解しよう。

長期で資産を大きく成長させるために必要なこと、それは「毎年プラスの運用リターンを出す」ことです。 言い方を変えると「毎年絶対に運用でマイナスを出さない」ということです。 欧米のプロ投資家が口を揃えてい ...

続きを見る

 

 

不動産投資

① 新築・中古ワンルームマンション投資

5000万円という現金があれば都内のワンルームマンションを、2-3件ほどキャッシュで購入することが出来ます。

 

近年は米国を中心とした先進国の不動産価格がインフレによって急騰し、まだ割安と見られている東京も海外投資家に買われた結果、都内不動産も価格が上昇しました。

以下は中古マンションの価格ですが、円安要因もあり価格はうなぎ登りに上昇しています。

 

中古マンション価格の推移

 

しかし、賃料自体はさほど上昇していません。つまり、利回りが減少しているのです。

筆者もワンルームマンション投資は友人の付き添いで話だけ聞きにいったことがあります。

新築は手取り利回りは3%がいいところで、中には赤字覚悟のものまで紹介されていました。利回りが低いのであれば将来の売却益を狙っていくことになります。

 

しかし、よく考えなくてもわかるくらい日本は人口が絶賛減少中です。「人口」というのは非常に確度が高い指標でして90%以上確定している未来です。

人口が減少したら新しく子供を増やせないのだから当然なのですが・・・。

 

人口とは国のパワーであり、労働力であり、知恵の数でもあります。これが減少していく国の不動産を買うかと言ったら、買わないですよね。

東京のごく一部の2LDKほどの部屋なら、まだ値上がりの余地はあるかなとは思います。一極集中が続きますので。

 

5000万円で利回り2%程度を手取りでもらえるなら・・・と安易にワンルーム投資をするのはお勧めしません。もっと他にも目を向けるべきです。

中古ならリノベなどを本格的に実施するのであればアップサイドは見込めますが、それはもう事業です。

 

② 戸建リノベーション・アパート

地方の戸建を1000万円ほどで購入し、利回り10%を狙っていくなどは高い利回りを実現できる可能性があります。

アパートは戸建よりも難易度が高くなります。融資面、リノベの複雑化、空室リスクなど。

 

正直、この戸建、アパート運営を資産運用と呼んで良いのか筆者自身に葛藤があります。

これは紛れもない事業です。本業でやっている人たちが我先にと物件に資金を入れていく領域で副業でやっている人がそもそも勝てる訳がありません。

 

高い利回りは狙えますが、事業としては堅実の利回りになります。

本業でやっている人たちは堅実家であり、その堅実な利回りの本数を増やすために寝る間も惜しんで物件情報を血眼になってみています。

本業で取り組まない限りはやめておきましょう。(項目に入れておいて恐縮なのですが)

 

株式投資(配当で生活は可能か?)

やはり王道の株式投資が良いと思います。以下はあまりにも有名なグラフですが、株式投資は資産クラスでは最強を誇っています。

 

各資産クラスのリターン

 

とはいえ、株式投資にもボラティリティがあります。どんなに安全な株を持っていても、リーマンショックなどが起これば一溜まりもありません。

不動産業界よりさらに株式市場は荒々しい場所です。初心者が大きくリスクを取れば瞬時にお金は溶けていく場所でもあります。

 

個人で株式投資をやるのであれば、5年は腹を据えてやると決めるくらいの覚悟がないと厳しいと思います。

以下のように失敗している人は山ほどいます。世の中に出てこず、失望している人は実はたくさんいます。

 

「私は日本航空株でヤラれました。国策会社だから倒産するはずがないという理由で投資したため、経営再建が進まず株価が下がり続けていた時も、『最後は国が面倒を見る、今が買いどきだ』と買い増してしまった。ただ90円、70円と下げていくうちに『さすがにまずい』と思ったが、そのまま売り時を逃して上場廃止へ。株券が紙くずになった。この時の損失は2000万円近くで、しかも女房の実家から1000万円を借りていたため、面子がない。女房はしばらく実家から帰ってきませんでした」

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/2287

 

では株式投資は諦めろという話ではなく、堅実な投資を実践できるプロに任せれば良いのです。

日本の投資信託に関しては筆者はプロだと思っていませんので割愛します。

 

また、配当金生活を夢見る投資家も多いですよね。テレビや雑誌などメディアの影響だと思います。

基本的に、配当金生活とはうまくいかないのがセオリーです。しかし、巷には配当で不労所得で悠々自適という話で溢れています。

 

株式投資初心者ほど、配当生活に憧れますが、少し勉強してみたら見えてくる真理があります。企業が配当を出す理由を知っていますでしょうか。

既に自社の事業の伸び代がなく、会社が衰退期に入っているという前提があります。そして、獲得した利益は投資家が心離れしないように還元していっているに他ならないのです。

 

つまり、最後の延命措置なのです。1-2%程度の配当の株主還元は理解できます。

しかし4%や5%などの配当を出している企業は既に事業環境の伸び代がなく配当を余儀なくされているに過ぎないのです。

 

日本たばこ産業株価

武田薬品工業株価

 

 

プライベートファンド・ヘッジファンド

プライベートファンド(私募ファンド)であるヘッジファンドについて触れていきます。

最低投資金額の閾値が高いプライベートファンドも5000万円以上を保有している方にとっては、投資先として検討すべき対象となります。

 

そもそもプライベート(私募)ファンドとは?

皆さんが普段目にしている投資信託は、誰でも投資できる公募ファンドとなります。

しかしファンドには公募ファンドの他にプライベートファンドと呼ばれる組織体が存在します。

 

一般的にはヘッジファンド(PEファンドも含む)といわれるますが、海外では富裕層や年金機構、大学の基金などの機関投資家に重宝されている投資先となります。

 

近年では日本でも成果報酬型又は絶対収益型のファンドとして広まりつつある形態です。以下ご覧頂きたいのですが、ヘッジファンドの運用資産は以下のように増加の一途を辿っています。

 

ヘッジファンドの運用残高の推移

 

 

預入資産は勿論のこととして、リターンも市場平均に対して大きくプラスのリターンを挙げています。

注目頂きたいのは、リーマンショックのような市場平均が大きく下落した時の、ヘッジファンドの比較的底堅い動きです。

 

ヘッジファンドは株式市場が下落する局面でもリターンをあげて素晴らしいパフォーマンス

 

例えば2022年の下落相場に於いては、世界最大のヘッジファンドであるブリッジ・ウォーターアソシエイツは驚異の+32%リターンを叩き出しています。

上昇相場だけではなく下落相場でもリターンを積極的に取りに行き、損失もミニマイズするというまさにプロの投資を実践しています。

 

レイ・ダリオ氏率いるヘッジファンド運営会社ブリッジウォーター・アソシエーツの旗艦ファンドは今年前半のリターンがプラス32%と好調だった。事情に詳しい関係者が明らかにした。市場のボラティリティー拡大が奏功した。

ブリッジウォーターの旗艦ファンド、今年前半の運用成績はプラス32%

 

投資家がヘッジファンドに預け入れたがる理由はその長期リターンが物語っています。

筆者の場合は、国内老舗ファンドであるBMキャピタルで運用を任せています。

BMキャピタル

 

一応簡単に触れておくと、BMキャピタルは伝統的な「中小型株を中心としたバリュー株投資」を実践しています。

そして、年度ベースで創設以来一度もマイナスに陥ることなく、堅実なパフォーマンスを叩き出しています。

 

バリュー株投資とは単にPER/PBRなどの数値を見て割安、割高などを判断するような陳腐な投資ではありません。世の中ではバリュー株投資を自称する人も多いですが、筆者はBMキャピタルの投資を見てバリュー株投資の真髄を見た気がします。

本当の割安株を発掘するには、財務諸表を読み解く能力以外にも企業と面談し経営者の力を見抜く、今後の社会情勢において事業は軌道に乗り続けるのかなどを判断する力が必要です。凡庸なファンドマネジャーではまずバリュー株で結果を残すことは不可能です。

 

ヘッジファンドでバリュー株に取り組むのも、アクティビスト戦略を実行するためであることも理解しました。(大量保有株主となり企業経営陣へ意見→株価に貢献→リターンの最大化)

 

上記の通りBMキャピタルはバリュー株投資を実践していることから、運用の下落耐性が強く、結果的に安定的なパフォーマンスにつながっています。例えば、過去のリーマンショック(この時期は東京大学在学中の学生時代)、チャイナショックでも下落せずに安全に運用しています。

 

直近の2021年末から2022年の、年初に日経平均が20%下落する局面も無傷で乗り切るどころかリターンも出しています。

 

幾度も下落局面を無傷で乗り切るBMキャピタル

 

ファンドマネージャーは今まで日本株のファンド運用を行ってきた方で、まだ30代中盤とまだまだ若いですが、相場に年齢は関係ないということがよくわかります。才覚次第で多大なリターンが見込めるのが株式相場です。

 

同氏の経歴は以下の通りです。現在はアクティビスト活動も活発で、上場企業の取締役にも就任したりと、その活躍の幅を急速に広げています。アクティビスト活動とは投資先の企業価値を高めるために企業に様々な提案を持ちかける所謂モノ言う株主という活動です。

 

  • 東京大学卒
  • 大学時代に株式投資サークルで継続的な高い利回りを達成(リーマンショック時もプラス運用)
  • 卒業後は一流金融機関・英国バークレイズ証券に入社
  • その後、東大・京大卒(財務省、投資銀行、総合商社出身)のメンバーを集めヘッジファンドを創設
  • 上場企業の取締役も務めるなど精力的に活動

 

東京大学

バークレイズ証券

 

ファンドもある程度の規模になると、運用パフォーマンス維持のために出資者の募集を止めるファンドも多くなっています。

また、ひふみ投信などはテレビ露出などをきっかけに出資が相次ぎ、もはやかつての運用リターンは出せず(マイナスを出さず10%以上リターン)、現在では日経平均にも勝てない状況に陥っています。

 

BMキャピタルがどれくらいの数の投資家を募るのかはわかりませんし、ファンド規模が大きくなってきたら新たな展開が予想されるので、堅実且つ、平均を大きく上回るリターンを目指せる今のうちに投資した方が良いことは間違いないです。

興味のある方は早めに話だけでも聞きにいった方が良いかもしれませんし、そもそもですが長期堅実複利投資は始めるのが早ければ早いほど良いです。

 

 

 

絶対収益型とは?

ヘッジファンドの特徴としては二つあり、そのうちの一つに絶対収益型のファンドというものがあります。

 

例えば投資信託であれば、予め投資対象が決められております。

 

4年前の2014年の後半に中国株を投資対象とした投資信託に投資をしていたとします。投資を行った後、中国株バブルの崩壊が起こり中国の株式市場は半値まで下落しました。

しかる状況下中国株投資信託が大きく下落するのは最早止むを得ません。中国株の投資信託に投資を行った自分の投資判断の誤りともいえるのです。

 

一方、ヘッジファンドはどのような市場環境にあっても利益を出すことを追求する、絶対収益型の形態をとっています。

投資対象は市場に合わせて変わりますので、非常に柔軟の運用が可能になるのです。

 

結果として市場下落局面でもプラスの成績を出すファンドもあり、どのような環境でも投資元本が増えることを期待することが出来るのです。

 

成功報酬型?

またヘッジファンドのもう一つ特徴として収益が上がった時に手数料を徴収する、成功報酬型の形態をとっております。

 

資産を増やすことが出来たら、「リターンから一部コミッションを頂きます」という形態で、儲かろうが損しようが預入資産全体から手数料を徴収される、投資信託と比べて納得感のある手数料体系といえるでしょう。

 

最低出資額は?

欧米では1億円からなどと非常にハードルが高いです。

因みにさきほどお伝えしたブリッジウォーターアソシエイツは最低出資金額を1000万円からとしており、機関投資家のみを受け入れています。

日本ではまだ黎明期であり、1000万円からといったファンドが多いように思います。

 

運用リターンは?

基本的には、年利回り10%程度を継続して叩き出すヘッジファンドも存在します。

上記で5000万円を5%で10年運用したら3,145万円増加しました。

 

Year the capital(万円) 5% Return(万円)
1 5,000 250
2 5,250 263
3 5,513 276
4 5,788 289
5 6,078 304
6 6,381 319
7 6,700 335
8 7,036 352
9 7,387 369
10 7,757 388

 

10%の場合は+7,969万円です。億り人なんて簡単ですね。

 

Year the capital(万円) Return(万円)
1 5,000 500
2 5,500 550
3 6,050 605
4 6,655 666
5 7,321 732
6 8,053 805
7 8,858 886
8 9,744 974
9 10,718 1,072
10 11,790 1,179

 

ただし、本当に長期でこの利回りを実現できるのか?は過去の成績を確認するなど見極める必要があります。

 

 

まとめ

5000万円以上の準富裕層だからこそ検討できる投資先を紹介してきました。

冒頭にも述べておいてさらに念押しするのですが、資産運用では派手なリターンに絶対に騙されてはいけません。

コツコツと長期的に堅実運用することこそが成功の第一歩です。

 

【2022年から始める堅実複利運用】信用できる日本国内おすすめヘッジファンドをランキングで紹介。投資失敗で大損しないための富裕層が実践する哲学を理解しよう。
【2022年以降】管理人が考える日本のおすすめヘッジファンドランキング!(投資信託・ETFを含む)個人投資家が投資失敗で大損しないための、富裕層が実践する哲学を理解しよう。

長期で資産を大きく成長させるために必要なこと、それは「毎年プラスの運用リターンを出す」ことです。 言い方を変えると「毎年絶対に運用でマイナスを出さない」ということです。 欧米のプロ投資家が口を揃えてい ...

続きを見る

 

 

結び

金融資産2〜3億円で完全リタイアは可能か?安定した生活を送るための運用法(50歳、60歳など年代別ポートフォリオを検討)

 

長期的に資産を形成し老後の安定資産を築くために必要なことは、ただ一つです。それは、どのような市場環境であっても資産を守り「堅実なリターンを複利で積み上げる」ことです。しかし、多くの人は派手なリターンを謳う運用先に虜になり、資産を増やすどころか失ってしまうのです。しかし、この情勢は変わりません。歴史は繰り返すのです。いつの時代も「無知はコスト」です。

 

depression

 

資産運用の極意は「プラスのリターンを複利で積み重ねること」であり富裕層に到達するにはこの方法しかありません。

 

上記を実現するための投資先(ファンド)を選ぶポイントは、非常にシンプルです。以下は大枠ですが、これを外さなければ大きく失敗することもありません。

  1. 相場環境に左右されない明確で確固たる投資理論・哲学を有する
  2. 過去に成果を出し続けているファンドマネージャーによる運用

 

世の中にはあまりにも間違った情報が溢れていると日々感じていました。
そして今回、筆者の証券アナリストとしての知見や、マーケットに関する仕事に従事した経験を基に様々なファンドを分析してきました。

その結果(堅実運用の思考とおすすめと言える投資先)をまとめました。ぜひ参考にしてくださいませ。

 

 

-5000万円以上の資産運用

© 2022 アーリーリタイアを実現する資産運用ブログ〜Art of Investment〜 Powered by AFFINGER5