BMキャピタルの体験談!出資をする際の面談の内容を含めて長期投資家がわかりやすく解説。

BMキャピタル (BM CAPITAL)

【体験談】BMキャピタルに申し込みを行う方法とは!?出資をする際の問い合わせの方法から面談の内容を含めて長期投資家がわかりやすく解説。

2022年3月22日

BMキャピタルは筆者のポートフォリオの主軸をなすファンドです。BMキャピタルについては以下の記事で詳しくお伝えしています。

 

【BMキャピタル】日本最大のヘッジファンド「BM CAPITAL」の評判や口コミを紐解く!運用実績・利回り・投資手法の実態とは?

 

BMキャピタルは私募ファンドということもありベールに包まれている点が多くなっています。

そのため、今後投資を検討されている方に向けて本日は以下の2点をお伝えしていこうと思います。

 

  • 出資をする際の面談の内容
  • 投資後の体験談

 

BMキャピタルに出資をする為に必要な営業員との面談と最低出資額は?

BMキャピタルは私募ファンドなので通常の投資信託のようにネットで簡単に購入することはできません。

海外のヘッジファンドも投資信託のように簡単に出資することはできません。

 

公式ページから問い合わせを行い、営業員の方と面談をした上で出資をすることが可能となります。

理由としては以下があることが推察されます。

 

  • 出資人数が制限されているので1人あたり顧客を厳選する必要がある
  • 出資額の閾値が高いのでしっかり説明する必要がある
  • 反社会的勢力などがいないかを確認する必要がある

 

BMキャピタルは出資スキーム上、500人しか投資することができません。そのため、1人あたりの出資額が最低1000万円と高い水準に設定されています。

→ BMキャピタルが解散していて怪しいと噂?懸念されるポンジスキームの可能性と合同会社形態について実態をわかりやすく解説!

 

海外のヘッジファンドなどでは1億円以上が通常なので低い水準なのですが100円から投資できる投資信託と比べるとハードルは高いですよね。

ちなみに世界最大のブリッジウォーターアソシエイツでは投資可能資金を75bil USD (=約1兆円)保有していることが出資の条件となります。

つまり、大規模な年金基金や保険会社などの機関投資家からのみ資金を集めているということですね。

 

とはいえ今は巨大ファンドとなっているブリッジウォーターも最初は小規模な資金から預かり実績をあげていきました。

BMキャピタルは若き日のブリッジウォーターなのです。実際成績も殆ど同様の性格で、損失を出さずに一直線上のリターンをだしています。

 

BMキャピタルは基本は1000万円から出資金を預かっていますが1000万円未満でも受け入れていくこともあるそうです。

実際ホームページにも以下の通り記載されています。

 

Q:最低投資金額はいくらからですか?

A:原則として1,000万円から受け付けております。1,000万円以下での投資希望の場合は弊社役職員とご相談ください。

→ BMキャピタルの最低出資金はいくらから?1000万円未満でも投資は可能なのか?

 

 

そもそも何故、ヘッジファンドが出資金が高いのか疑問に思った方も多いかと思います。

これにはスキーム上の理由があります。BMキャピタルはスキーム上499名からしか出資を募ることができません。

→ BMキャピタルは解散していて怪しい?解約は可能?懸念されるポンジスキームの可能性と合同会社形態について実態をわかりやすく解説!

 

そのため1人あたりの出資金を大きく設定する必要があるのです。

特にBMキャピタルが実施しているアクティビスト戦略は大きな資金が必要ですからね。

 

 

問い合わせの記入例

実際の問い合わせ方法についてみていきたいと思います。まずは以下の公式ページにアクセスします。

 

 

公式ページの中にある以下の欄を埋めて送信ボタンを押すだけです。

 

BMキャピタルの問い合わせフォーム

 

記入例は以下となります。

氏名又は法人名(必須) 山田太郎
メールアドレス ○○○○○@○○○○
電話番号 090-○○○○-○○○○ (勿論、固定電話でも可能)
都道府県 プルダウンで選択
住所 ○○○○○
生年月日 1972年1月3日
希望出資金額 1000万円
その他備考 ウェブ面談でも可能です。近くですと大阪が都合がよいです。

 

面談は筆者が投資した時は対面のみでしたが現在はコロナということもありオンライン希望の方にはオンラインでも対応しているそうです。

地方にも頻繁に出張しているらしく、東京の方だけが面談できるというわけではなさそうです。

 

面談の内容とは?営業員の森山さんとは?

では肝心の面談内容についてみていきましょう。

筆者は東京在住ということもあり、面談は東京駅のホテルのカフェで面談が実施されました。

 

筆者の面談に現れたのは代表の森山武利さんでした。後で調査した結果、森山さんはBMキャピタルの代表の方でした。

ファンドマネージャーの方ではなく営業員の方が代表を務めているということですね。

怖い方が来たらどうしようかと身構えていたのですが、誠実そうな方がいらっしゃって安心したのを覚えています。

→ 森山武利氏が代表のBMキャピタル(=BM CAPITAL)とは?会社概要を六本木のオフィス、年平均利回り、運用資産高、設立年度、投資形態を含めて紹介!

 

面談は営業員の方が持ってきてくだささる資料を見ながら以下の順番で進んでいきました。

 

アイスブレイク

どのようにBMキャピタルを知ったのか

ファンドマネージャーの経歴・実績

ファンドのリターンのチャート

運用手法の説明

質疑応答

手数料の説明

出資方法の説明

 

BMキャピタルのリターンは手数料後で10%という数値はでていますが、公募投信ではないのでチャートはネットにはでてきません。

月毎のリターンが明示されていて、右肩あがりの綺麗なチャートに見惚れました。

イメージとしては先ほど紹介したブリッジウォーターと同様のチャートとなっています。

 

ブリッジウォーターのリターンチャート

 

株式市場のインデックスは上下に大きく変動しながら上昇していきますが、正直心臓によくありません。

できる限り一時直線上に上昇している方が長期投資先としては安心感がありますよね。

 

また、面談を申し込むかまよっている人が一番懸念していることは出資を強制されないかということです。

結論から申し上げると、出資を強制されることは全くありませんでした。理解して頂き、よろしければ出資してくださいというスタンスでした。

当日出資を決める必要もないので、持ち帰って検討することも可能なので安心できる内容でした。

 

 

 

 

出資後の流れ

出資を行なった後は3ヶ月に1度送付されてくるレポートでリターンを確認します。投資信託ではないので日々リターンを確認することはできません。

 

BMキャピタルのレポートでは3ヶ月でどれだけ資金が増えたのかという点に加えて、直近どのようなDealで利益を得たのかという点を記したレポートが送付されます。

そのレポートでは以下の通り投資事例について詳しく解説がなされています。

 

有名アクティビストファンド「BMキャピタル」の過去組み入れ銘柄「上原成商事」を紹介!理論に基づくネットネット株投資と物言う株主戦略の組み合わせ事例を解説。

 

非常に勉強になる内容で、自分の投資家としての実力を引き上げるのに資する内容が記されています。

プロがどのような視点でマーケットを見ているのかを知ることができる教材となっています。

単純の成績ですが、まさに以下のように下落を回避しながらしっかりと上昇するというヘッジファドの要件を満たした動きとなっています。

世界の株式市場のリターンとヘッジファンドの比較

 

2022年もヘッジファンドの本領を発揮した年となりました。

米調査会社ヘッジファンド・リサーチ(HFR)が集計するヘッジファンド総合指数(ファンド数で単純平均)は1~11月の収益率がマイナス4.11%だった。マイナスとはいえ、同時期に配当を含めた収益率がマイナス17.70%だった米S&P500種株価指数に比べて健闘した。

日経新聞

 

解約の時の対応について

筆者は途中でマンションを買う際に頭金を支払うために一部資金を引き出した経験があります。

その際は3ヶ月に1度の解約タイミングで遅滞なく資金を引き出すことができました。

 

ポンジスキームが疑われうようなファンドの場合、解約に制限が設けられていたりで解約できない可能性もあります。

BMキャピタルはしっかりと解約することが出来るという点も安心材料であると思いました。

 

まとめ

今回のポイントをまとめると以下となります。

ポイント

  1. 出資をする際には面談が必要
  2. 面談は対面又はオンラインで地方の方も受けることが可能
  3. 面談は資料を元にファンドマネージャーやリターンや出資方法について説明がある
  4. 出資後は3ヶ月に1度届くレポートでリターンを確認
  5. 解約は自由にできる

結び

金融資産2〜3億円で完全リタイアは可能か?安定した生活を送るための運用法(50歳、60歳など年代別ポートフォリオを検討)

 

長期的に資産を形成し老後の安定資産を築くために必要なことは、ただ一つです。それは、どのような市場環境であっても資産を守り「堅実なリターンを複利で積み上げる」ことです。しかし、多くの人は派手なリターンを謳う運用先に虜になり、資産を増やすどころか失ってしまうのです。しかし、この情勢は変わりません。歴史は繰り返すのです。いつの時代も「無知はコスト」です。

 

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資産運用の極意は「プラスのリターンを複利で積み重ねること」であり富裕層に到達するにはこの方法しかありません。

 

上記を実現するための投資先(ファンド)を選ぶポイントは、非常にシンプルです。以下は大枠ですが、これを外さなければ大きく失敗することもありません。

  1. 相場環境に左右されない明確で確固たる投資理論・哲学を有する
  2. 過去に成果を出し続けているファンドマネージャーによる運用

 

世の中にはあまりにも間違った情報が溢れていると日々感じていました。
そして今回、筆者の証券アナリストとしての知見や、マーケットに関する仕事に従事した経験を基に様々なファンドを分析してきました。

その結果(堅実運用の思考とおすすめと言える投資先)をまとめました。ぜひ参考にしてくださいませ。

 

 

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