30-40歳で貯金3000万円超えたら資産運用で完全リタイア(FIRE)は可能?何年暮らせる?まとまったお金(アッパーマス層)があったら持てる選択肢について。

1000万円から5000万円の資産運用

30-40歳で貯金3000万円超えたら資産運用で完全リタイアやセミリタイア(FIRE)をして後悔しない?ダメ人間でも何年暮らせる?

2022年3月6日

資産3000万円~4000万円に到達するにはかなりの努力と時間を要します。

3000万円を超えれば、日本では「アッパーマス層」と言われる水準ですね。

日本の資産階層

 

30代で3000万円を突破する人は非常に稀で、実業家や専業トレーダー、またはサラリーマンでも外資系金融、総合商社などで海外駐在などをしている高所得サラリーマンでないと厳しい水準です。

 

高所得サラリーマン

 

40代になっても家庭を持ち、子供の教育費などを考えると、同様に上記のようなトップ層の人が辿り着く水準でしょう。

 

今回は資産が3000万円を超えたら完全リタイアやセミリタイア は可能なのかどうかについて検討していきたいと思います。

ここでいう「完全リタイア」とは資産運用のみで生活費を全て賄う、全く働かないライフスタイルを指します。

一方のセミリタイアというのは資産運用による収益に加えて、現在の仕事を辞めて収入を下がるものの自分の好きな仕事を行いながら生活するリタイアのスタイルを指します。

 

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 貯金3000万円でリタイアやセミタイアは現実的ではない

単刀直入で恐縮ですが、一般的には貯金3000万円で完全リタイアは不可能です。

まず、ゴールを明確にするために目指すべき「利回り」を理解しておきましょう。

 

通常は「4%ルール」というものもある通り、運用利回りは4%が現実的だと言われています。

この4%はどこから来ているかというと、トマピケティ氏著『21世紀の資本』です。21世紀の資本は全ての投資家が読むべき書籍と言われています。

 

21世紀の資本

 

21世紀の資本によると、世界の平均的な運用利回りは平均4.5%程度となっています。

以下の図はあまりにも有名ですね。

 

資本収益は労働収入のリターンを常に上回っておる

参照:21世紀の資本論

 

Pure rate of return to capital (r)」が資産運用の利益率を意味します。

歴史上殆どの期間で4.5%、調子のよい時で5%程のリターンとなっています。

 

貯金3000万円を運用するとリターンはいくらになりますでしょうか?

4%で運用すると年間120万円のリターンで税後で96万円です。月の生活費は8万円に抑える必要があります。

 

仮に5%で運用できたとしても年間150万円、税後で120万円となります。月の生活費は10万円に抑える必要があります。

 

独身で地方で慎ましく生活するのであればたしかにこれで良いのかもしれませんが一般的には厳しいでしょう。

地域別に見た二人以上の勤労者世帯の消費支出は以下の通りとなっています。

 

地域別にみた2人以上の勤労者世帯の消費支出

<総務省「家計調査年報」/2020年>

 

一番高い地域で関東で月間32.18万円、これは年間386万円です。

一番低い地域で沖縄の22.61万円、これは年間271.3万円です。

 

3000万円を4%で運用すると年間120万円のリターン。

税後で96万円、月の生活費は8万円に抑える必要がありました。

 

関東で過ごすのであればリターンが約5倍、沖縄で過ごすのであればリターンが約3.4倍ほど必要です。

夢を壊して恐縮ですが、この皮算用ですら厳しい状況なので完全リタイアは不可能と言っても良いでしょう。

 

「皮算用」といったのは、上記は理想に近い運用シミュレーションを意味しています。

実は、投資によるインカムゲインのみで運用することは高いリスクを抱えることになります。

 

確実に4%の利回りが発生するという保証はありません。

仮に運用損が出てしまった場合は?

 

生活費が元本を圧縮し運用リターンは低くなりますし、投資対象が20年も横ばい又は下落を続けるということもあるのです。

世界は非常に流動的で、保障されたものなど存在しません。

 

誰がコロナ感染拡大騒動を想定できたでしょうか?

誰がウクライナとロシアの戦争を予想できたでしょうか?

 

チャイナショック、9.11の世界同時多発テロ、様々なイベントが発生し、魅力的な投資商品もまた移り変わっていきます。正しい投資(商品)は時代背景により変わっていきます。

 

判断を一つ間違えると、完全リタイアしている人は一気にどん底を見ることになります。

投資とは難しいものなのです。そして、日本の場合は一度リタイアした人間を再雇用することも少ないです。

 

勤務先には是が非でもしがみつくのが日本における生存戦略であることは理解しておきましょう。

簡単にリタイアを決断してはいけません。

 

 

〜資産運用Tips〜実際3000万円あれば何年暮らせる?

実際3000万円あれば何年暮らせるのか?

 

総務省統計局のデータを田舎と都会のどちらも経験している筆者の肌感で修正してお伝えします。

都会で子供2人を育てる場合の先ほどの関東のデータを現実的なものに修正したのが以下となります。

食料 85→120
住居 20.1→240
光熱・水道 21.4
家具・家事用品 14.2
被服費 11.4
保険医療 13.9
交通通信 48.2
教育 21.7→180
教養娯楽 29.6→60
その他 57.2→100
年額 809.1

 

年間約800万円が必要と割と現実的な数値ではないでしょうか?

東京近郊で生活するのは大変なことなのです。

 

3000万円あっても何もしなければ4年間しか生活することができません。

いかにリタイアが非現実的か更に強く認識することができますね。

 

そもそも住居費が年間20万円とは、どのような想定なのか伺いたいです。また、子供の教育費も段違いに高いですからね。

 

田舎の場合を全国平均から想定したものが以下となります。

食料 79.5→100
住居 18.8→120
光熱・水道 21.7
家具・家事用品 13.4
被服費 10.7
保険医療 13.1
交通通信 49.5
教育 16.5→80
教養娯楽 26.8→40
その他 55.9→60
年額 508.4

 

年額で500万円はかかるので3000万円でも6年しか生きることができません。

 

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資産3000万円でリタイアするために必要な利回りは結局どれくらいなのか?

どうしても3000万円で強引にリタイアしたい場合は、どれくらいの利回りを目指せばいいのでしょうか?

ここでは読者が3000万円でリタイアしてしまわないように、警鐘を鳴らすべく計算してみます。

 

先ほど、平均的な全国の生活費を挙げました。(コラムでこの平均生活費が子供2人いる世帯では実現不可能な水準であることが明らかなわけですが…)

地域別にみた2人以上の勤労者世帯の消費支出

 

関東と沖縄を見て来ましたが、ここでは全国平均で計算します。

月間30.5万円の生活費を、貯金3000万円の運用で乗り切るためには毎年どれくらいのリターンを獲得すべきでしょうか?

 

逆算すればいいだけですね。30.5万円の年間生活費は366万円です。

3,660,000/30,000,000=12.2%です。毎年平均年利回り12.2%を目指すことになります。

 

「なんとなくいけそう」と投資経験が短い人は思ってしまう数字です。相場がアップトレンドの年は達成できるかもしれません。

しかし、マーケットは下落相場と上昇相場を行き来する習性があります。下落相場の時は特に資産を大きく失いやすいです。

 

バッサリ言ってしまうと一般的には不可能です。

これを実現できるのは投資のプロの2%くらいではないでしょうか?あの投資の王様ウォーレン・バフェットであっても20%以上の資産を失う年もあります。

 

asset decrease

 

長期的に12%の運用リターンを個人で、しかも相場経験があまりない人が実行するのは現実的なプランではありません。

たまに月利3%元本保障、年利回り+40%などの勧誘を見ますがあり得ません。疑うことを覚えましょう。

 

結論ですが、完全リタイアしないでください。働く時間を多少減らすために転職、などは考えても良いかもしれません。

これはセミリタイアの考え方ですが、これも筆者個人としては資産額が心許ないです。

 

日本では一度キャリアを落としてしまうと、なかなか元の給料に戻るのは難しくなります。

年間100万円程度の資本収入であれば、現在のキャリアを続けて元本を複利運用で増やしていくことが合理的な選択肢となります。

 

3000万円は大変な金額ですが、完全リタイアには程遠い資産額であることは理解しましょう。

3000万円あるのならば、働きながら正しい複利運用を実行していくことで、遠くない将来セミリタイア や完全リタイアに近づくこともできると思います。

 

次の項目で説明します。

 

 

必要なのは複利での運用。運用リターンを毎年生活費にするのは馬鹿げている

上記の通り、資産3000万円であれば毎年12.2%の運用利回りが必要であると述べました。

そして現実的に厳しいとも。

 

そもそもですが、なぜせっかくの運用益を生活費として出さなければならないのでしょうか?

複利運用の概念を理解する必要があります。複利運用とは簡単に言うと、投資元本が大きくなることで資産も雪だるま式に大きくなるということです。

 

毎年5%のリターンがあるのであれば、これを10年複利運用すると以下の通りとなります。

1.05*1.05*1.05*1.05*1.05*1.05*1.05*1.05*1.05*1.05=62%リターン

 

簡単な掛け算です。5%を10年運用すると50%と勘違いする人がいますが62%です。

 

3000万円を5%で10年運用すると以下です。1654万円増えます。毎年150万円増えるのではなく、165万円増えていることになります。

毎年本業収入から一部を追加投資するとさらにこれは加速します。

 

そして利益確定をしていないので「税前」で元本は維持されますので運用リターンは跳ね上がります。生活費を毎年リターンから引き出していては、このような複利は起こり得ません。

 

3000万円運用シミュレーション

 

複利の重要性はウォーレン・バフェット氏も、かの天才物理学者であるアインシュタインも賞賛しています。

 

アインシュタイン

出典:AZQUOTES

「複利は人類による最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う(“Compound interest is man’s greatest invention. He who understands it, earns it. He who doesn’t pays it.”)」。

 

この項目での結論は、貯金3000万円で完全リタイアはやめてください。

複利運用をしてください。本業を辞めず(どうしても嫌ならば転職)、給与収入から追加投資をして富を拡大してください。

これだけです。では、どれくらいの資産に到達したらやっと完全リタイアできるのでしょうか?

 

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完全リタイアして良い水準

筆者はとても保守的なので、生活費の2倍の運用リターンが高い確度で達成できるのであれば、完全リタイア可能と考えます。

例えば再度、以下の数字ですが、全国平均の生活費が月に30.5万円、筆者ならば2倍の61万円確保できたらリタイアします。

地域別にみた2人以上の勤労者世帯の消費支出

 

61万円を年間の生活費と考えると、61*12=732万円ですね。コラムで紹介した800万円を少し抑えれば達成可能な水y順です。

732万円を「税後の」運用リターンで賄うにはどれくらいの資産が必要でしょうか?

キャピタルゲイン税、配当税は日本は20.315%です。

 

税後の732万円を受け取るには運用益が732/79.685%=918万円必要になります。

4%のリターンで918万円を受け取るには資産はどれくらい必要でしょう?

 

918/0.04=2,2950万円、2.3億円です。2.3億円に到達したら完全リタイアしましょう。(その前にセミリタイアくらいは可能だと思いますが)

ただし、これは保守的な筆者の考えを示したものです。筆者はとても臆病です。

 

1.5倍の生活費であれば必要資産は1.7億円になりますし、1.2倍であれば1.37億円になります。

自分のリスク許容度、または個人事業主としてある程度稼ぎを出せるのであれば、それも考慮して考えると良いでしょう。

 

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結局は堅実で現実的な範囲で高い利回りを出すことが必要

まず前提として最初に申し上げた通り、資産運用の平均的なリターンは歴史的に4.5%~5%です。

長期間にわたり高いリターンを出し続けている米国の株式であっても、年率7%に届かないレベルであるということです。

 

株式投資の利回り

 

最近は米国株価指数に投資をするインデックス投資が大流行りしています。

このような商品は流行したら天井であることは歴史が物語っていますし、過去のリターンが未来のリターンを約束するものでもありません。

 

堅実な、比較的高い利回りを目指していく必要があります。

例えば、ハーバード大学やイェール大学などのポートフォリオは実は非常に参考になります。(日本の投資家で米国機関のポートフォリオを眺めている人は少数なのではないでしょうか)

 

米国の超一流大学の基金は20年の平均年率リターンは10%~12%と安定的な成績を出しています。

米国の運用基金をエンダウメントといいます。

 

エンダウメントは70%程度を『オルタナティブ投資』といわれる、近年注目されている投資先に預け入れることにより、ポートフォリオの安定性を増幅させると共に、市場平均を上回る成績を安定的に出しています。

 

【ハーバード大学のポートフォリオ】

Asset Class Allocation Return
Public Equity 14% 50%
Private Equity 34% 77%
Hedge Funds 33% 16%
Real Estate 5% 13%
Natural Resources 1% -1%
Bonds/TIPS 4% 3%
Other Real Assets 1% 1%
Cash & Other* 8% -
Endowment 100% 34%

Source:米ハーバード大学

 

アロケーションを見ると、Private Equity(PEファンド)、Hedge Funds(ヘッジファンド)がポートフォリオのトップ2を占めています。

これは筆者も10年前からハーバード大学の運用は観察しているのですが、常に上位にあります。

 

PEファンドはどちらかというと個人投資家にはあまり門戸は開かれていないので投資は難しいです。

しかし、ヘッジファンドは欧米では主流の投資ですが、日本でも現在は注目を集めています。

 

例えば、筆者が運用をお願いしているBMキャピタルなどはすでに10年の老舗ヘッジファンドで、年平均利回り10%程度を実現しています。

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上記でシミュレーションしたのが年利回り4%であり、さらにアップサイドが目指せる先ですよね。

以下も皮算用ですが、10%で複利運用すると10年で資産は2倍を超えます。

 

3000万円を10%で複利運用

 

後半に伸びは加速していることがわかると思いますが、これが複利インパクトです。

毎年100万円でも追加投資したらどうなってしまうのでしょうか?20年後には壊れてしまうほど儲かりそうです。

 

世界一の投資家、ウォーレン・バフェットが急いで金持ちになろうとすると失敗する、堅実に複利運用するもののみがお金持ちになるという名言を残していますが、

まさにこのことだと思います。年利+40%投資や月利数%配当などの投資に手を染めないでください。痛い目を見ますよ。

 

Warren Edward Buffett

Value investors always take a long-term perspective, we want to think we are superior and are not concerned about getting rich tomorrow but over a period of ten-years instead.

Value investors are not concerned with getting rich tomorrow. People who want to get rich quickly, will not get rich at all. There is nothing wrong with getting rich slowly.

日本語訳👇

急いでお金持ちになろうとする人は、けっきょくはお金持ちになれないのです。時間をかけてお金持ちになるのは、ちっとも悪いことではありません。

 

まだまだ日本ではヘッジファンドは黎明期ですが、近年は非常に注目を集めており今ヘッジファンドで運用する投資家は先駆者とも言える存在と言えますね。

 

米国ではさらにヘッジファンド投資が人気を呼んでおり、新規受け入れを停止しているファンドが続出です。

日本の有望ファンドももしかしたら、人気が出過ぎると新規受け入れを停止する時がくるかもしれませんね。

 

  業界全体では1144という記録的な数のヘッジファンドが新規資金の受け入れを停止している。これはプレキンがデータをまとめ始めてからの最多。ジュリアス・ベア・グループによると、合計運用資産2200億ドル以上の20のマルチマネジャーファンドのうち13社はもはや資金を受け入れていない。新規投資家をシャットアウトしているのは規模が大きく人気の高いファンドだ。

ヘッジファンドが扉を閉ざす、トップファンドへの投資は狭き門に

 

ヘッジファンドについて、筆者が過去に検討してきたヘッジファンド(BMキャピタル含む)についてまとめている記事は以下ですので興味があれば参考にどうぞ。

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【2022年以降】管理人が考える日本のおすすめヘッジファンドランキング!(投資信託・ETFを含む)個人投資家が投資失敗で大損しないための、富裕層が実践する哲学を理解しよう。

長期で資産を大きく成長させるために必要なこと、それは「毎年プラスの運用リターンを出す」ことです。 言い方を変えると「毎年絶対に運用でマイナスを出さない」ということです。 欧米のプロ投資家が口を揃えてい ...

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まとめ

貯金3000万円では完全リタイアは不可能、セミリタイアも心許ないということがわかりました。

また保守的に完全リタイアを目指すのであれば必要資産は何倍も必要ということがわかりました。

 

実行すべきは、本業での労働は辞めず、資産は堅実に複利運用し、本業収入から追加投資をして資産の伸びを加速させていくこと、です。非常にシンプルですよね。

 

(関連記事)

 

結び

金融資産2〜3億円で完全リタイアは可能か?安定した生活を送るための運用法(50歳、60歳など年代別ポートフォリオを検討)

 

長期的に資産を形成し老後の安定資産を築くために必要なことは、ただ一つです。それは、どのような市場環境であっても資産を守り「堅実なリターンを複利で積み上げる」ことです。しかし、多くの人は派手なリターンを謳う運用先に虜になり、資産を増やすどころか失ってしまうのです。しかし、この情勢は変わりません。歴史は繰り返すのです。いつの時代も「無知はコスト」です。

 

depression

 

資産運用の極意は「プラスのリターンを複利で積み重ねること」であり富裕層に到達するにはこの方法しかありません。

 

上記を実現するための投資先(ファンド)を選ぶポイントは、非常にシンプルです。以下は大枠ですが、これを外さなければ大きく失敗することもありません。

  1. 相場環境に左右されない明確で確固たる投資理論・哲学を有する
  2. 過去に成果を出し続けているファンドマネージャーによる運用

 

世の中にはあまりにも間違った情報が溢れていると日々感じていました。
そして今回、筆者の証券アナリストとしての知見や、マーケットに関する仕事に従事した経験を基に様々なファンドを分析してきました。

その結果(堅実運用の思考とおすすめと言える投資先)をまとめました。ぜひ参考にしてくださいませ。

 

 

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