投資信託「サイバーセキュリティ株式オープン」の今後の見通しは明るい?評判や口コミを交えながら徹底解説!為替ヘッジはつけるべき?予想分配提示型とは?

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投資信託「サイバーセキュリティ株式オープン」の今後の見通しは明るい?評判や口コミを交えながら徹底解説!為替ヘッジはつけるべき?予想分配提示型とは?

2022年6月23日

インターネット社会が進展することにより近年ますます重要性が増してきているサイバーセキュリティ。

サイバーセキュリティの市場規模は年々上昇し、6年で倍近くとなっています。今後更にクラウド化が進展することによって重要性は高まり右肩上がりに伸びていくことが期待されます。

 

本日はこのサイバーセキュリティ関連銘柄に投資をしているサイバーセキュリティ株式オープンについて取り上げていきたいと思います。

 

サイバーセキュリティ株式オープンの特徴とは?

まずはサイバーセキュリティ株式オープンの特徴についてお伝えしていきたいと思います。

 

投資対象は名前の通り世界のサイバーセキュリティ関連企業

投資対象は世界のサイバーセキュリティ関連企業としています。

 

サイバーセキュリティとは?

サイバーセキュリティはデジタル化された情報の改ざんや漏洩を防ぐ手段のことです。

わかりやすい例でいうと端末のウィルス感染から情報が流出されることを防ぐことが挙げられます。

 

より難しい説明とはなりますがNTTの解説を拝借しておきます。

 

情報は常に信頼性が保たれていなければなりません。しかし、デジタル化された情報は簡単に持ち運べますし、ICTが普及した現代では遠隔地からの情報へのアクセスが可能です。デジタル情報は利便性が高いものですが、情報の正確性や信頼性が常に脅威にさらされている状態にもあります。サイバーセキュリティは、この脅威となる原因に対処する役割をもっているのです。

参照:NTT

 

我々世代はNortonが最も有名なサイバーセキュリティ企業なのではないかと思います。

しかし、時代が進展して現在はクラウドストライクなどのゼロトラスト型のセキュリティ企業が台頭してきています。

 

ゼロトラストを図解

 

社内外のネットワーク環境における、従来の「境界」の概念を捨て去り、守るべき情報資産にアクセスするものはすべて信用せずにその安全性を検証することで、情報資産への脅威を防ぐという、セキュリティの新しい考え方。

参照:野村総研

 

組み入れ上位10銘柄

では実際、どのような銘柄が組み入れられているのか見ていきましょう。

以下は9月末時点のポートフォリオです。

下記の中でサイバーセキュリティを専門に取り扱っているのは「バロアルネットワークス」「クラウドストライク」「フォーティネット」「ノートン」です。

銘柄 銘柄 通貨 業種 比率
1 マイクロソフト アメリカ 米ドル ソフトウェア・サービス 6.10%
2 フォーティネット アメリカ 米ドル ソフトウェア・サービス 5.70%
3 パロアルトネットワークス アメリカ 米ドル ソフトウェア・サービス 5.60%
4 ゼットスケーラー アメリカ 米ドル ソフトウェア・サービス 5.30%
5 クラウドストライク・ホールディングス アメリカ 米ドル ソフトウェア・サービス 5.00%
6 ノートンライフロック アメリカ 米ドル ソフトウェア・サービス 4.50%
7 アップル アメリカ 米ドル テクノロジ・ハードウェア・機器 4.10%
8 データドッグ アメリカ 米ドル ソフトウェア・サービス 4.00%
9 サイバーアーク・ソフトウェア アメリカ 米ドル ソフトウェア・サービス 3.00%
10 アリスタ・ネットワークス アメリカ 米ドル テクノロジ・ハードウェア・機器 2.90%

以下は7月末のポートフォリオですが、アルファベットが株価下落で外れ、クラウドストライクも株価下落により順位を下げています。

 

銘柄 業種 組入比率
マイクロソフト ソフトウェア 8.3%
パロアルネットワークス ソフトウェア 5.9%
フォーティネット ソフトウェア 5.1%
クラウドストライク ソフトウェア 4.9%
ノートンライフロック ソフトウェア 4.8%
アルファベット(Google) 半導体 4.3%
アップル テクノロジーハードウェア 4.1%
データドッグ ソフトウェア 3.9%
ゼットスケーラー ソフトウェア 3.5%
マイクロン 半導体 3.4%

 

 

ちなみに以下は5月末時点ですが、総じて主要銘柄は変わっていません。

 

銘柄 業種 組入比率
マイクロソフト ソフトウェア 7.7%
パロアルネットワークス ソフトウェア 5.7%
クラウドストライク ソフトウェア 5.4%
フォーティネット ソフトウェア 4.7%
ノートンライフロック ソフトウェア 4.6%
マイクロン 半導体 4.3%
アルファベット
(Google)
メディア・娯楽 3.9%
データドッグ ソフトウェア 3.9%
ブロードコム 半導体 3.7%
アップル テクノロジ・ハードウェア 3.6%

 

上記の中にはマイクロソフトやアルファベットやアップルが含まれています。

これらのコングロマリッド企業は様々な分野で事業を展開しており、その一環としてサイバーセキュリテイもあるといったところになります。

 

為替ヘッジはつけるべき?

サイバーセキュリティ株式オープンは為替ヘッジをつけるバージョンとつけないバージョンが用意されています。

為替ヘッジなしだと円安になればリターンが大きくなり、円高になるとリターンが小さくなります。

 

サイバーセキュリティ株式オープンの為替ヘッジ

 

為替の動向を見通すことは難しいですが、大まかに今後円安になるか円高になるかの流れを想定することは可能です。

以下はドル円のチャートですが東日本大震災の時には70円代半ばまで円高が進んでいましたが、現在は135円という超円安水準になっています。

 

ドル円レート

 

これは日米の金融政策の違いが意識されて円安方向に伸びています。

米国はインフレを抑えるために政策金利を引き上げる一方、日銀はゼロ金利政策維持を決定しています。

結果的に金利差が意識されてドル円は上昇しています。

 

しかし、いずれインフレは経済の腰折れとともに収まります。すると米金利が下落に転じていくので、結果的にドル円も逆回転を開始することが想定されます。

現時点の円安水準で為替ヘッジなしにすると円高で大きく資産を減らしてしまう可能性があります。

筆者のおすすめとしては為替ヘッジはつけたほうがいいということになります。

 

購入手数料と信託手数料

サイバーセキュリティ株式オープンの手数料は以下となります。

購入手数料:3.3%
信託手数料:1.87%

 

予想分配提示型とは?

サイバーセキュリティー株式オープンは為替ヘッジ以外に予想分配提示型というオプションもだしています。

このオプションは以下の通り基準価額に応じて分配金を分配する仕組みです。

サイバーセキュリティ株式オープンの予想分配提示型

 

基本的に筆者としては、分配金を拠出した瞬間に税金を支払う必要がありますし、複利効果が毀損してしまうのでおすすめしません。

 

サイバーセキュリティ株式オープンの運用実績

それでは重要な実績についていていきたいと思います。

 

2021年末から右肩下がりの基準価額

以下はサイバーセキュリティ株式オープンの予想分配提示型ではなく為替ヘッジありバージョンの基準価額の推移です。

サイバーセキュリティ株式オープンの基準価額の推移

過去1ヶ月 過去3ヶ月 過去6ヶ月 過去1年 過去3年 設定来
リターン -9.93% -7.96% -31.98% -36.58% 8.37% 71.13%

 

2020年で爆発的な利益を上げましたが、過去3年のリターンが8.37%と大部分を吐き出してしまっています。

 

ナスダック総合指数と概ね連動したリターン

以下はサイバーセキュリティ株式オープンと米国のナスダック総合指数とハイパーグロースを多く組み入れたアーク社のARKKの推移です。

橙色:サイバーセキュリティー株式オープン
赤色:ナスダック総合指数
青色:ARKK

サイバーセキュリティ株式オープンとナスダック総合指数とARKKのチャートの推移

 

一時期はナスダックを上回るリターンを出していましたが、現在は同じリターンに収束しています、

 

下落の理由と今後の見通し

下落の理由はナスダック総合指数が下落している理由を考える必要があります。

先日、ゼロコンタクトの記事で詳しい理由についてはお伝えしました。

→ 【愛称:ゼロコンタクト】今後どうなる?もう上がらない?評判を博した投資信託「デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド」を見通しや口コミを含め徹底評価!

 

そのため、詳しい話は割愛いたしますが、まとめると以下となります。

  • 2020年からのデジタル化の期待の中でグロース株の期待を織り込みすぎていたため期待が剥落している
  • ハイテクグロース株の成長率が鈍化してきている
  • 金融緩和から金利引き締めに移行しておりグロース株に厳しい環境が続けている

サイバーセキュリティ銘柄は成長市場の銘柄なのでグロース株の分類の企業が多くなっています。

グロース株に厳しい環境が継続しており下落してきているというのが実情となります。

 

更に、上記の要因はしばらく剥落することなく継続することが想定されています。

今後も厳しい環境が続くと想定されます。

 

掲示板やウェブ上での評判や口コミ

サイバーセキュリティ株式オープンの口コミや評判は以下となります。

暴落する前はポジティブな口コミが散見されていました。

 

 

 

しかし2022年に入ってからは殆ど言及されることもなく、以下のようにネガティブな意見も出てきています。

 

 

Yahoo 掲示板

サイバー銘柄は、ノートンが割と粘ってくれましたが、アップルは大きく下げ、Top10銘柄で0.98%down、為替の効果で0.3%緩和されて、合わせて0.68%downの25000円前後を予想します。そろそろそこを打って反転してほしいです。

しかし返す返すも、ジャクソンホールのパウエルショックは大きかったです。物価の安定の前に雇用の安定がFRBの使命と思うのですが、なんか勘違いしているみたいです。

 

Yahoo 掲示板②

やはりプーチンが悪影響なんですよね。なんか協定も決裂したみたいだし、いつまで無益な戦争してるんでしょうね。

 

 

まとめ

今回のポイントをまとめると以下となります。

 

ポイント

  • サイバーセキュリティ関連銘柄に投資
  • サイバーセキュリティ専門企業だけでなくGAFAMなどの大型銘柄も組み入れ
  • 2021年後半から厳しい状況となっており今後も状況は継続することが見込まれる

 

サイバーセキュリティ株式オープンのように特定のセクターや産業に投資をする銘柄は相場環境によって大きく上昇することもあれば暴落することもあります。

どのような環境でもリターンを見込めるファンドを中心に以下で詳しくまとめていますのでご覧いただければと思います。

結び

金融資産2〜3億円で完全リタイアは可能か?安定した生活を送るための運用法(50歳、60歳など年代別ポートフォリオを検討)

 

長期的に資産を形成し老後の安定資産を築くために必要なことは、ただ一つです。それは、どのような市場環境であっても資産を守り「堅実なリターンを複利で積み上げる」ことです。しかし、多くの人は派手なリターンを謳う運用先に虜になり、資産を増やすどころか失ってしまうのです。しかし、この情勢は変わりません。歴史は繰り返すのです。いつの時代も「無知はコスト」です。

 

depression

 

資産運用の極意は「プラスのリターンを複利で積み重ねること」であり富裕層に到達するにはこの方法しかありません。

 

上記を実現するための投資先(ファンド)を選ぶポイントは、非常にシンプルです。以下は大枠ですが、これを外さなければ大きく失敗することもありません。

  1. 相場環境に左右されない明確で確固たる投資理論・哲学を有する
  2. 過去に成果を出し続けているファンドマネージャーによる運用

 

世の中にはあまりにも間違った情報が溢れていると日々感じていました。
そして今回、筆者の証券アナリストとしての知見や、マーケットに関する仕事に従事した経験を基に様々なファンドを分析してきました。

その結果(堅実運用の思考とおすすめと言える投資先)をまとめました。ぜひ参考にしてくださいませ。

 

 

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